神を誤解していた
『遊星からの物体X ファーストコンタクト』 って映画を観てみた。この映画でもそうだったし、先日ようやっと観終わったエイリアンシリーズでもそうだったが、エイリアン退治にはどうやら”火”が有効の様だ。何でも燃やし尽くす火。火炎放射器でも買っておこうかなぁと思ったが、しかしその内、火に耐性を持った火では死なないよう進化した変種エイリアンが登場してくるだろう。現に200度の硫気孔付近に棲む超好熱菌なんてのも地球上にはいるし。
この映画は、南極地下にある巨大宇宙船と氷漬けになってカチカチに冷凍された地球外生命体を見つけた事から始まる話なのだが、この地球外生命体がとんでもない奴でしてねぇ。。。。驚異的な繁殖能力を持つものの1秒30万Km進むという光速を物質を凌駕する宇宙船を作れるような高度知的生命体には到底思えない存在だった。
だとすると、現代の我々では到底及ばない遥かに高度テクノロジーを操る地球外生命体が宇宙船を作りその強暴獰猛な生命体を何らかの目的で宇宙船に乗せた事になる。一応その宇宙船は遭難した事になっていてSOS信号らしきものを発信していたが。地球侵略目的だったり、新たな移住地として地球をめざしてきたのなら手っ取り早くもっと沢山送り込んでチャッチャと乗っ取るだろうな。
地球に落ちてくる隕石は大抵は大気圏で燃え尽きるそうだが、まれに地上に落ちてきますねぇ。。。その隕石にも何かヤバ~イ何かが入っているかもしれない。隕石が海に落ちたとしてその物質が溶解し海中生物やらが変異したりもあるかもしれない。そういえばパンスペルミア仮説などもありますしねぇ。
地球が誕生して46億年と言わているが、36億年前の火星は今の地球のような過ごしやすい環境で生命が誕生していたという説があるし、当時、火星から落ちてくる隕石が地球に沢山堕ちてきていて火星に存在する微生物を地球に運んだとも言われている。現に1996年に南極で発見された火星の隕石からは36億年前の火星生物の生命活動の痕跡と考えれらる物質の痕跡が認められたし。
しかし、光速を超えた力を持つ存在が、わざわざ文明の遅れた地球にきて変な風に暴れ回ったりするのだろうか?? 今の地球を見てもウケるわ~、まぁだ動植物からエネルギーとってんだ~? 遅れてるぅ、みたいな。あっでも中国の神話では地上の人間に憐れみを覚えた神が龍を飛ばしその口から神の子を地上にもたらし人類を救うみたいのがあったですねぇ。あとは、まぁネガティブETと呼ぶ存在とやらはそういう自分より遅れた文明をもっている存在をバカにして いたぶるのが面白くて遊びに来るかもしれませんな~。
んん!? って思うと、ひょっとすると、もしかして探検家コロンブスってネガティブETみたいなもん?? 『文明が不幸をもたらす 病んだ社会の起源』に記載があるが、己の発見した西インド諸島で先住民と初めて遭遇した探検家クリストファー・コロンブスは、「この島の人々はとても純粋かつ正直で、自分たちの所有物に全くこだわりません。何か欲しいと言えば、断る人は一人もいないのです。自分達より他の人全てに大きな愛情を示します。」とスペイン国王への手紙に綴っている。コロンブスの出会った先住民は、そのような心の美しい人たちだった。まさに楽園みたいな所で天国のような暮らしを仲睦まじくしていたのだろう。
コロンブスは『彼らは世界一善良な人々であり、何よりもとても心根が優しい。悪意というものをまるで知らない様だ。人を殺したり盗んだりせず、隣人を自分と同じように愛し、世界一優しい話し方をする。笑顔を絶やさない。・・・・・・・・・彼らはいい奴隷になるだろう。50人も集めれば、一人残らず服従させて好きなように支配できる。』 と日記に綴っている。
そしてコロンブスが先住民に課した 黄金採掘のノルマ が達成できない先住民は、両手足を切断された。何千人もの先住民が絶望と恐怖の末、キャッサバで服毒自殺したという。30万人いた先住民タノイ人は数十年で大半が死に果て数百人だけとなった。コロンブスが始めた事は、まるで人類を殺戮してくる『遊星からの物体X ファーストコンタクト』に出てくるエイリアンのように思える。
同様な事は、進んだ科学技術を持つ白人種によって地球上の遅れた文明の地で行われ続けた。南北アメリカ大陸に暮らしていた先住民の90%にあたる5600万人をヨーロッパ人が100年間で殺戮した。当時の神学者は「先住民は人間ではなく、魂をもたないので人としての尊厳もない。」と述べている。まぁこういう感じだったからこそその後、東南アジアに日本軍が入った時は、対等の人間として扱って大事にしてくれる、って事で感動したのだろう。
が、優れた科学技術を持つ獰猛な白人たちが、平和に暮らしている地に侵略し先住民を蹂躙し殺害し奴隷にした、と悲劇話に涙したところで、狩猟採集され次々に命を奪われていく動植物たち側からすれば、心の美しいと言われる先住民も自分たちを殺戮する恐ろしい存在であり今現在も我々人類は、捕食されこき使われる動植物にとっては同様の悪魔的エイリアンと映っているだろう。
46億年前に地球が誕生し、初めての生命の存在が地球上に生まれるまでに約6億年かかっている。DNAの分子構造をワトソンと共に解明したフランシス・クリックは、たった6億年ぽっちでは原子の生命スープからの複雑なDNAの進化は無理、だと推測していた。アルベルト・アインシュタイン博士は、タイムトラベラー説や、共同研究者ネイサン・ローゼン博士と共に ワームホール理論などを唱えた。
古代エジプト、マヤ、アステカ、などなどの不思議で高度な古代文明、地球最古の壁画に描かれていた人型生命体。そして、北米先住民の間では未だに古代文明信仰を保有し、それらをたたえる祭りを始め天からやって来た高度な科学技術や文明を持つはるかに優れた知的生命体の存在を子孫に語り継いでいる。
思えば、地球上に存在する聖書しかり神話といわれる物には、天から神と言われる知的生命体が降り立ち、知識や秩序を与え奇跡を見せ人間に生きる道を示したとされている。そう思うと、神と呼ばれている天からやってきた全知全能に思えるほどの知識技術を有した存在が、想像する期待する神とは真逆なほどに粗暴で強欲で自分勝手だというのも妙に納得がいく。
古代人たちが、宇宙からやってきた高度テクノロジーを所有する存在を、”神”と呼んだだけに過ぎない、と考えると聖書や各種神話に存在する粗暴で自己中で嫌な存在である”神”と呼ばれている存在は、単なる高度知的生命体であり本物の”神”ではないのだ。
そう思うと妙に納得できるわ~。地球上に残されている ”神” の設定が変てこなのも理解できる。どうも変だと思っていたんですよね~。やっぱ ”神”と認識されているあいつら神じゃないわ。私、神を誤解してた。ありゃただの高度知的生命体なだけであり、高度な精神性とかとは別だな。良かったわ~、安心したわ~。日本神話も大概だし。でも神社は気に入っているから今後も行くけれど。
知識技術知能は優れていても精神性が乏しい存在である中身が野蛮な地球外高度知的生命体をも全てを統括し見守る存在が本当の ”神” だ。そして自分自身の中に神つくったからもう地上に存在する宗教とかどーでもいいわ、あんな残虐で粗暴で自己中な奴ら知らねっww
で、お次は、1953年作製と非常に古い映画だが、『宇宙戦争』というタイトルの映画があったんですね。知らんで先日このブログの個別記事タイトルにしてしもうたわ。で、この映画も観た。新たな移住地を探していた火星人が宇宙船で現代の地球に次々乗り込んでくるんですがねぇ、人や街を焼き殺し壊し全てを破壊し続ける。核爆弾でも死なない火星人から逃れようと、我先にと己を助ける為に人を踏みつけ蹴散らして逃げ略奪、暴行は当たり前で街が暴動化した。
ここで唯一、救いだなぁと思えたのが、教会に集うキリスト教徒達。静かにミサをし祈りを捧げ最後の最後まで寄り添って賛美歌を歌い一番美しく良い感じだった。この場面を見て、死ぬ瞬間まで美しく生きたい、と思った。教会にいた人々は殺戮される寸でのところで奇跡のように攻撃がやみ助かった。これでまたキリスト教が流行るな、って思った。私はもう地球で囁かれている神の存在が偽物だってわかっちゃったからあんなん知らんけど。
しかし先月、映画を観て、諦めないで最後の最後まで生きる道を模索するみたいな事を書いていたのに、今度は、死ぬ瞬間まで美しく生きたいとかほざいている(笑) 私って映画に影響受けやすいんかね?(≧∇≦)ぶぁっはっはっ!
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