昆虫食セミナー


【NPO法人昆虫食普及ネットワーク】主催の ”昆虫食セミナー” に参加してみた。昆虫食の研究を20年以上も前から続けてこられた昆虫食のパイオニア☆彡NPO法人昆虫食普及ネットワークの内山昭一理事長のセミナーだ。気さくに話しかけてくださったのだが、温厚で楽しく柔和な印象。生きた虫を捕まえ料理してと、命の尊さに日々接しながら美味しい食べ方の研究をしているからか、慈愛に満ちた温かい謙虚な御方だった。

セミナーは、まず ”シロスジカミキリのお寿司” の映像から幕開けだった。シロスジカミキリはマグロのトロの様な味がするという。シロスジカミキリの一番美味しい食べ方は、甘辛いたれの照り焼き だそうだ。シロスジカミキリの採集の仕方などもご丁寧に説明があった。他にも、ミルワームを食べるとエネルギーに満ち溢れるとか。。。美味しい昆虫ベスト10とかのランキング表や不味い虫情報もいただいた。

食と農の乖離が進むにつれて20世紀になると 昆虫は食べる物ではない! という認識になり、虫は嫌悪され駆除の対象になったそうだが、昆虫食や昆虫漢方などの記述がある江戸時代の古文書などを紹介しながら昆虫は400万年もの間、食べ続けられてきていて人間の身体に合っている!と熱弁!

今でも昆虫食が盛んな長野県、岐阜県、愛知県では、イナゴ、蜂の子、蚕、蛹などが食用として商品化されていて、それらを使った国民的伝統食の詳細な写真付きの説明と、それらがエビ、ウナギ、茶飯のような味わいとかいかに美味しく馴染みの味かという説明。そして店頭に並ぶと即売り切れになる話などで参加者の興味をそそった。一番衝撃的だったのが、蚕の糞は漢方としても使われているそうなのだが、その蚕の糞で炊いたご飯に、蚕幼虫の天ぷら、蚕成虫の佃煮、蚕成虫卵をのせた蚕丼だった。美味しいそうだ。

しかしこのセミナー会場の受講生は、チャレンジャーが多いのか既に複数種類の昆虫を食した経験のある人も多く出席していた。食べている人はかなりの虫を食べていた。

驚いたのが、在留外国人が多い事で有名な埼玉県川口市では 【食用目的とした蝉の幼虫の捕獲やめてください】 と複数言語で書かれた看板がついに立てられたそうだ。蝉の幼虫はサクサクカリカリしていて美味で、特に、蝉幼虫の天ぷらは超絶美味で幼虫ファンが多いとか。しかしそんな看板が立てられるほど昆虫食にはまっている人がいるんですね。

世界では今現在2000種類の昆虫が食べられ、東南アジアの屋台に並ぶ昆虫食の数々の詳細な説明やそれぞれの虫の美味しい食べ方等も説明されていた。

前半で昆虫を食べるのは普通の事なんだよ♪ 昆虫は美味しいんだよ♪ という話をたっぷり聞かされた後、お次は世界の食糧事情の説明に入り地球上では1分間で17人が餓死をしている現状などの話に続き、昆虫の飼育効率の良さ、地球環境や温暖化抑制などの話に続き、昆虫がいかに高栄養か美容健康に最適な食料か! の説明となった。さすがNPO法人昆虫食普及ネットワーク内山昭一理事長のお話だけあって昆虫に対する愛で溢れていた。

ここでお茶タイムとなった。

昆虫食セミナー

↑↑アゲハの糞お茶↑↑ さらっと書いているが、アゲハの糞で作ったお茶 だから!! えっーー、飲みましたよ!! 普通に美味しかった♪ 左端に握りしめているのが コオロギのビスコッテイ。これはちょっと食べるの躊躇してしまい持って帰ってきてしまった。それがこれ↓

昆虫食セミナー

子どもが食べたんだけども、普通のビスコッティだね、美味しい♪ だそうだ。会場でも皆さん、普通に食べていましたね。。

セミナーが始まる前に内山昭一理事長が会場外の公園で採集してきたジョロウグモを後半のセミナー中に後ろでスタッフさんがお鍋で煮てた。茹でてお塩かけて足をとって食べると枝豆っぽい味なんだそうだ。今回は茹でた後に油で揚げてたみたい。

セミナー後半は、東南アジアやアフリカの地域で、昆虫食で食糧不足解消を図るプロジェクトが進められている話なども動画や写真を見せてもらいながら聞いた。タイワンタガメは雄のフェロモンが洋ナシの香りで人気で雌の3倍の値段で売買されているとか驚きの連続だった。焼くと香りが消えちゃうから茹ででサラダに入れて食べると美味しいんだとか。。。

ラオスではゾウムシを畜産?みたいにして生業にしようと昆虫食研究が行われているとの事だが、その大量の虫を見ながら内山昭一理事長が「美味しそうでしょう」って言われていて、さすが20年以上、昆虫食の研究をされてきた方は違うなぁっと思いましたね。時々、牛とかを見た時に「美味しそう」とか言う人がいますがそういう感じだね。

昆虫食がいかに効率的な食糧生産方法なのかとか、地球にも優しい昆虫食♪ ってお話になり、最後は昆虫を食べる時の注意点とかのお話を聞いたら後は食事タイム。あっ、ちなみにこの昆虫食セミナーは、昆虫食の試食付きで、なんと 無料!! このブログではセミナーで聞いた内容の1割も書いていない。実際セミナーに参加するといろいろ有益な話を聞けてサバイバルの時に役立つと思う。では昆虫食メニューの紹介をしましょう。

昆虫食セミナー

左手前の小さいのが、”サバクトビバッタのドライ(辛味)”
お隣のちくわのが ”都浅黄の羽化直前の蛹の燻製” 
あとは ”イナゴのカナッペ(佃煮味)” と ”アシナガ蜂の幼虫と蛹のカナッペ(甘味)

そして更に希望者には ”ジョロウグモのカナッペ” がふるまわれた。皆さん、チャレンジャーばかりだったようで食べていましたね。そして「美味しい!」と、おかわり の列が出来ていたほど。美味い美味いっと食べていた。「こんなに虫が美味しいと思わなかった!」 とか。ビビりな私は昆虫食を見つめ無理だーーーと眺めていたら「良かったら頂戴」と助け船が出され食べてもらったという。美味しいらしいですよ。

NPO法人昆虫食普及ネットワークは、各地でセミナーを行っているそうだが、”昆虫食フルコース”などの食事会なども企画されているとの事なのでご興味のある方は”昆虫食フルコース”イベントとかに参加されてみては!? 今から昆虫食に慣れておくと今後身を助けると思うな。何も食べる物が無くなったら私も昆虫を食べるようになると思う。。。しかし今現在、肉魚も碌に食べられないような私が昆虫食セミナーなんて無謀過ぎた。。一人草でも食べてますね。あっ、アゲハの糞茶は美味しく頂きました(^^;

 

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テーマ : 主婦の日常日記
ジャンル : 日記

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No title

はじめてコメントいたします<(_ _)>
岐阜県在住者です(生まれも岐阜県)。
「いや、そんなに昆虫食は定着していませんよ」と拍手コメントしようと思ったのですが…

クロスズメバチをヘボと呼び、幼虫の甘露煮(?)が珍味として売られているなぁ
蚕の蛹は実母がドチって呼んで、嫌いなのに昔おやつとして出されてたとか話していたなぁ
それに、40年ぐらい前、年に何回かはイナゴの佃煮が実家の食卓にあったっけ

…と、エピソードが出てきてしまい、否定できなくなりました^ ^;
なお、いずれも「珍味」です。(誰もが食べるわけではありませんし)
食す際は、口に入れるまで目を瞑ることをお勧めします。
味をしめて病みつきになれば、ブツを見ながら美味しくいただいたり、調理前のブツを見ても「美味しそう♪」と思えるようになるそうです。
どうしても食さねばならない時など、食す機会がありましたら、思い出して参考になさってくださいませ<(_ _)>

こんばんわ

とりあえずリッツクラッカーに挟んで並べとけば原型が隠れるし食えそうだな。旨ければ文句なし。

信州では・・・

小さいころ長野県の小諸に住んでいたときには、沢がに、イナゴ、蜂ノ子、川エビなどを食べました。蜂ノ子や沢がには、今では料亭で出す料理の一つになっています。イナゴは時々出向いた先のお土産屋で売っていることがありますが、甘辛く煮詰め過ぎていますので食指が動きません。

あいむさん

目を瞑って食べる事、を覚えておきますね。
ありがとうございます。

Re: こんばんわ

オカパチクローバーさん、強い! 強い!
こういう御方が生き残るんだろうなぁ。

Re: 信州では・・・

わ~何か自然と一体って感じで良いですね~。
何か里山の風景が浮かんでくるような。。

沢がにも食べるんですね。生きるってそういう事ですよね。

食べれないとか選り好みをする勘違いの自分を反省しました。
ありがとうございます。

教えて下さい。

昆虫を食べる時の注意点とかのお話があったそうですが、どの様なお話だったのですか?宜しかったら教えて下さい。

No title

はーとまいんどさん チャレンジャーですね!!

子がたまに昆虫食の話をするのですが、「む、虫は無理かな。。。」と思います。
いよいよになったらわかりませんが。。。

Re: 教えて下さい。

その先生のHPもありますし、本も出ています。
ど素人の私より本家本元の先生様のをご参照されて。
https://insectcuisine.jp/?page_id=2904#toc4

usausaさん

私もそういう系、苦手なんです。だからusausaさん、いよいよ になったら一緒に食べようね。。。
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