ぼろ泣き


己の全てを投げ打ち命を懸けて日本国を護った英霊たちに合掌。

一人でゆっくりする時間確保が出来&返却期限も迫っている&終戦記念日 と3拍子揃ったので今日は【あの日、僕らの命はトイレットペーパーよりも軽かった~カウラ捕虜収容所からの大脱走~】を観た。これはもうぼろ泣きだった。この映画で起こっている事は終戦の一年前、今からたった75年前の出来事だ。自分の生まれた年から〇〇年前と考えると更に驚いた。今迄にも戦争体験を聞いたり、本や映画で見聞きしたりはしていたが、この映画を観るまではすっごい昔の話のように感じていたのが不思議だ。

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”生きて虜囚の辱を受けず” と徹底的に植え付けられ、捕虜になったら日本国は”戦死”として処理する。捕虜になってまで生きながらえていると知れたらその家族は村八分にされたり非国民となる恐れがあり、事実上、捕虜で生きて帰る道は無いに等しく ”死ね!”と叩きこまれている。

赤紙が着て喜ぶとかまさにカルトみたいな洗脳教育の賜物じゃないかと思った。”名誉の戦死”をすりこまれ思想の教育が信念や思い込みをうみ、社会的圧力、同調圧力でその思想が社会的絶対正義となり人の生すらを強制強要する。

捕まった時でさえ名前と所属部隊名を偽らざるを得なかった日本兵とは対照的に、イタリアは捕虜になると2階級特進し英雄になるってのが 国が変われば教育も思想も考え方もあまりにも違うと驚く。英雄となる上、衣食住の心配も命の危険もなく遊んで暮らせるのなら戦場にいるよりずっといいよなぁ、喜んで捕虜になっちゃう人が増えるような気がする。

この映画の捕虜収容所は待遇が良かった分、捕虜が一番いいんじゃね、捕虜として面倒みる国の方が経費も人員もかかるし大変だよなぁ。って思った。まぁ日本兵の強さはそのカルト的洗脳教育と社会同調圧力による逃げられない強制強要がやっぱ秘訣だったんかいなぁ。洗脳と社会同調圧力でPTAが頭に浮かんだ。

戦地で飲まず食わずで未だに戦っている仲間がいるという心の葛藤を抱えながらも 捕虜収容所で感じた生きていて嬉しい楽しいという素直な気持ちとの中で 現実はまるでニート暮らしみたいな生活。収容所の監視員も良い人で必要物資のみならず娯楽用具まで工面してくれ自由にさせてくれるし良い環境を提供して面倒見てくれるのだからここを全滅させ戦場に戻る気も失せるよなぁ。

流されないで自分の心で感じ見て考え、生きたいという素直な気持ちを持つ人と
植え付けられた絶対的正義の価値観にずっと染まり続け収容所でも訓練に明け暮れる人。

根深く植え付けられた”生きて虜囚の辱を受けず”価値観と 帰る国はないという状況の中では、絶対的正義を振りかざす信念の人に「非国民」とか「戦死した仲間に恥ずかしくないか!」とか言われると、現実は楽しい捕虜生活でも ”生きて捕虜の辱めを受けず” の思考に戻ってしまうものだろう。徹底的に叩きこまれ植え付けられた価値観や思考は根深く残ってしまうものだ。そんな中、

あんな情報のない中で、たった一つの思想を植え付けられその中で生きるしかなかった時代に 自分の心で感じ考えられる人、自分の心に素直で勇気があり自分の意見を言える人は、まとまっていた思考を まとまっていた集団心理を乱す者だ。

死ですら多数決で決め、生きるを選択した部隊8 死を選択した部隊34 で、多数決により全員、死! と 全員出撃と強制。今の価値観だったら死にたい人だけ死ねや、って感じだが全体主義で誰一人も脱落が許されない、そして更にその強制力の輪が強固になり広がり死の強要と連鎖。

動けない者は事前に自決の上で、”生きて捕虜の辱めを受けず”を実行するため 己らが死ぬのを目的に ナイフ、フォーク、スプーン、バットを持ち脱走開始。それでも 生きたい、と隠れていた2名すら無理に引き出し死を強制させた。脱走の結果、死亡者231名、自決31名。未だ息のある者は病院で大事に手当治療をされ、死者は丁重に埋葬してくれたオーストラリア軍が印象的だった。

戦地に赴いて実際戦う戦士と、国で空襲やらはあっても家で生活を続ける人とでは雲泥の差があるだろう。最終的には沖縄上陸とか原爆とかあったけれどもそれでも赤紙がきて普段の生活を奪われ戦場に行くのとでは全然違うよなぁ。しかも 物資や食料!?ねーけど戦え!とかって・・・。特攻隊もはっきり言って尋常じゃぁないよなぁ。一億総玉砕もなぁ。。

やはり思うのは、”生きて虜囚の辱を受けず”や”名誉の戦死”など価値観を徹底的に植え付けるカルト的洗脳教育と、社会的圧力、同調圧力で逃げられないよう雁字搦めにして死を強制強要し戦うしか道はない状況に社会全体で追い込む、これが強い軍隊の秘訣か、考えた人頭良いなと思った。最初GHQが天皇制に着目しこれをぶち壊せば!!となったのはやはり凄いな、とも思った。
しかし天皇陛下が1億総玉砕など望んでいたかというと違うよな。

極一部の特殊な人を除いては、殺し合いなんてしたくないし、わざわざ死にたくも強制的に死なされたくもないだろう。しかし中国が攻めてきたらあの国に支配されるのは嫌だなー、ともかく不可だから戦う、と考えると気軽に戦争絶対反対!!とかは言えないんだよなぁ。。。国を護ろうと思う気持ちは私ですら自然に湧いてくる。。。戦わずして勝つ!! これが理想なんだよなぁ。


本当は生きたかったであろう先人たちが命をはって戦ってくれたお陰で今の日本があり、平和と豊かな時代の日本国に生まれ のほほ~んと能天気に育ち今に至ることを改めて感謝した。日本国を命を懸けてまもってくれた先人たちに合掌。しっかり生きていきたいと思う。

 

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テーマ : 主婦の日常日記
ジャンル : 日記

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日本人

の民族性や死生観、また教育の恐ろしさ等々が凝縮された事件であり、それを
知らしめてくれる映画ですょネ。
正しく歴史や過去を知らなければ、また同じ過ちを繰り返してしまう・・・そう
警鐘を鳴らしてくれる作品でもありますが。

Re: 日本人

凝縮して数行でまとめられるナベちゃんさんは やっぱ凄い。
相変わらずただ者じゃあない感一色だわ~。
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はーとまいんど

Author:はーとまいんど
特技・・・太ること
隙あらば直ぐデブ活を始める生物,故に体重監視実施中。
この生物の思った事、感じた事が全くの独断と偏見で綴られたブログです。よろしくです。

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