気に入った(*´˘`*)


824年、淳和天皇の勅願により弘法太師空海が創建した長岳寺、その大門。

長岳寺201908

縄跳びには位置が高すぎる・・・ブランコとして遊べそうな縄がこのように↑あり、まず入り口でド肝を抜かれる。


長岳寺201908

蝉の鳴き声だけが響き渡り静かで神聖な感じ。緑に囲まれた細道を 流れる小川の音を聞きながらしばらく歩き入山料を払いこの門↓をくぐる。

長岳寺201908

48ヶ坊あった塔中の中で唯一現存している1630年建造の・旧地蔵院仏堂(庫裏)。

長岳寺201908

この建物全体が重要文化財に指定されていて室町時代の書院造の様式。ここ↑↓から入ると奥に椅子とテーブルがあり丸見えの厨房というか普通の昔家の台所みたいな感じになっていて数人のご高齢女性が炊事に忙しそうだ。奥にも部屋がありそうな感じ。三輪そうめん と 抹茶を飲食することが出来るらしい。

長岳寺201908

三輪そうめんを食べない場合は、上記の隣にあるもっと広い入り口から中に上がる。セキュリティ面を除けばとても趣があり住んでみたい!!って思ってしまう作りだ。室町時代の美しい庭園↓がたまらない。寝転んでずっと眺めていたくなる。

長岳寺201908

この廊下の行き止まりと言うか最奥に重要文化財の旧地蔵院本堂延命殿(1631年)があり、仏の慈悲を司る行の菩薩であり、平安時代後期には ”女人往生”を説き、女性の信仰を集めた普賢延命菩薩像が象に支えられた台座の上に祀られている。普賢菩薩ではなく12手を持つより強力な普賢延命菩薩像であることに注目!! ありがたや~。

長岳寺201908

上記は見本であるが、聖獣である6本の牙を持った白象の上に乗り蓮を敷き鎮座する普賢延命菩薩摺佛の複製品↑が1500円で売られていた。多分、女性に買い求める人が多いのだろう。能天気な私は自分自身が縁起者だと信じて疑わないので不要なのだが(´ ▽`).。o バカってお金かからないでお得~ヾ(≧▽≦)ノギャハハ

長岳寺201908

重要文化財であり825年弘法太師空海創建当初唯一の遺構である日本最古の鐘楼門↑ ちなみに今は釣鐘はない。

応仁の乱から始まる戦闘で破壊され1783年に再建された長岳寺本堂へ。苔むした感が素敵なお庭で右手には池がある。重厚な でもどこか澄んだ鐘の音が聞こえる。左手にある本堂のその内部は撮影禁止区域。【撮影禁止】と貼り紙が貼られている。

長岳寺201908

一番印象に残ったのが、平安時代後期の作である日本最古の玉眼技法(目の部分をくりぬき裏側から色を塗った水晶をはめこむ)を用いた阿弥陀三尊像。この技法が多くの仏師に影響を与え、玉眼なら鎌倉時代以降の作品と言えるほど玉眼技法の仏像がこの後、主流になったのだ。

極楽浄土へ自ら迎えに来てくれるという阿弥陀如来を真ん中にして、正面から左側に 智慧の光を発して救済してくれる勢至菩薩が右足を下に下げた半跏座で座り、阿弥陀如来の右側には苦しみから救ってくれる慈悲の象徴である聖観音菩薩が左足を下に下げた半跏座で鎮座している。

長岳寺201908

平安時代中期に活躍した仏師、定頼の弟子が3系統(院派,円派,奈良仏師)に分派しこの阿弥陀三尊像は、奈良仏師の作と推定されその弟子から康慶・運慶親子が世に登場する。鎌倉時代までは仏像の作者はほぼ不詳らしいんですよね~。よって阿弥陀三尊像の製作者は、康助とも康慶とも??(-_-)ウーム

毎年10月に開帳される狩野山楽作の大地獄絵図のレプリカもあった。行きたくねーーー地獄。。。って思いましたよ~。

長岳寺201908

そしてこの本堂には、大和国龍王山城十市氏を 松永久秀が攻め この長岳寺境内でも戦闘があり、十市方の武将が血だらけで縁側から本堂に逃げ込みその血だらけの足跡が残った。。その床板を天井に張り替えたのだそうだ。今でもはっきりとした十市方の戦国武将の右足形がくっきりと残っている。残念ながら彼はこの本堂内で亡くなったらしい( ˘˘̥ )

戦国時代が正確に何年から何年までなのかは諸説あるとも聞くし、始まりは1467年の応仁の乱が皮切りなのだろうが、いずれにしろ十市氏と松永氏はくっついたり離れたりしながら戦ったりもしていたわけで、十市氏の中ですら筒井派と松永派に分裂したりとかもうまさに戦国時代だったわけでぇ、正確に何年にこの足跡がつけられたのか戦いが多過ぎて私にはわからん。

長岳寺201908

十市氏と言えば、私が個人的に好きな人物の一人である 十市氏の最盛期を築いた十市遠忠は、武将としてはもとより書道や歌道などにも通じた文武兼備の文化人で多数の自筆詠草を残し、古典を愛し多くの歌書類を書写したことで知られる。文武両道の風流な文化人がどうして戦いに明け暮れなきゃならなかったのか。。。生まれてくる時代と国って本当重要。。。遠忠は49歳で病死している。

長岳寺本堂

長岳寺本堂の↑屋根部分の この部分なんて言うんだろーなー?? 両端にあるのは象さん♪ 神社でいうと狛犬さんにあたる。象さんで阿吽(あうん)となっている。可愛い(*´˘`*)♡


長岳寺201908

弘法大師像と藤原時代の不動明王増長天と多聞天を奉祀してある太師堂。戸が開いていて庭の方を向いて一人の僧侶が文机で何か書き物をしていた。その御方に教えて頂いて石段をのぼって大石棺仏を見に行った。

長岳寺201908

こ~んな↑道をのぼっていく。階段下にもお地蔵様みたいな小さな石やたくさんの祠や石仏があった。静かで清浄。

長岳寺201908

鎌倉時代の作品である弥勒大石棺仏。古墳のなかに安置されていた石棺の蓋石を運び出し弥勒仏を刻んだものだそうだ。この弥勒大石棺仏様よりも更に奥というか上の山小路にも沢山の祠が見えた。

長岳寺201908

有難き弘法太師様だ!!

長岳寺201908

一つだけ願い事を思いながらこの鐘を突くとその願いが叶うという鐘。途中お会いした方が「願いが一つ叶う鐘があるよ。但し一つだけだよ!!欲張って2つとか願い事しちゃ駄目だよ、一つだけだよ」と何度も念を押されていたのを思い出した。

長岳寺201908

素晴らしい鐘の作りだ。欲深そうに見える私だがwww 特に願い事はない。願い事をしないで生の喜びに感謝しつつ無心でうってみた。響き渡る良い音の鐘だった。

長岳寺201908

年季の入った立て札や沢山の祠や石仏や句碑などもまだまだあった。いろいろ探検もできそうだったが今回は時間切れ。まだまだ見足りなかったのでここ長岳寺にはまた行ってみるつもりだ。

 

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