メディアのミラー★UR住宅とセレブリティ報道に見るジャーナリズムの現状


最近、讀賣新聞オンライン(2024年1月21日配信)で目にした ”住宅を上下階セットで貸し出し、URが若い世代ターゲットに初募集「騒音のストレス軽減」” という記事は、報道の質と正確性に重要な疑問を投げかけます。

この記事では、茨城県取手市の都市再生機構(UR)の賃貸住宅「取手井野団地」がリノベーションされ、4階と5階の2戸をセットで貸し出す住宅が誕生したと報じられています。このような取り組みがUR団地全国で初めてとの主張がなされていますが、これは事実確認に欠ける報道であると私は考えます。




約12年前、大阪府泉南市のUR住宅を訪れた際、私は既に上下階が連結された2階建て構造の住宅や、2戸が1戸として利用されているタイプを目にしています。当時の賃料は約5万円で、これらの住宅はリフォーム済みでした。したがって、讀賣新聞の記事が示唆する「全国で初めて」という主張は、既存の事例を考慮に入れていない可能性があります。可能性と言うか実は、考慮に入れていないのは確実なのですがw


このような誤った情報の提供は、新聞の信頼性を損なう恐れがあります。報道機関は、記事を公開する前に徹底した事実確認を行う責任があります。特に、大手新聞社としての役割を考えると、その重要性はさらに高まります。


例えば、ネットで簡単に入手できる情報を用いて、大阪泉南市に同様のUR住宅が存在することを確認することは容易です。

こちら↓が大阪府泉南市にあるUR住宅、2階建てでございま~す! 結構いいですよね!
写真をクリックするとURの物件紹介ページにとぶのでご興味ありましたらご覧になってください。

UR泉南市


で、こちらが従来の2戸分のスペースを1家族で使える広々2戸一体型タイプでございま~す! お家賃も安いですしお得ですね!

UR泉南市


これは、情報の正確性を確保するために必要な最低限の努力です。新聞は、個人がストレス解消のために気軽に書くブログとは異なり(笑)、公共の利益に奉仕する役割を持っています。そのため、報道の質と正確性は、新聞社にとって最優先事項でなければなりません。

この事件は、報道機関がどのように情報を取り扱い、公表するかについての議論を呼び起こすものです。読者として、私たちは正確で信頼性の高い情報を求めています。この要求は、新聞とニュースの質を向上させるために不可欠です。



また、同様に、最近のある新聞記事に、報道の独自性と深みについての重要な疑問を感じました。具体的には、タレントの渡辺美奈代さんが眼科を訪れたという出来事が取り上げられていました。この記事は、渡辺さんが自身のブログに書いた内容をほぼそのまま報じていたもので、独自の取材や深掘りは行われていませんでした。

このような記事がニュースとして提供されることに、私は疑問を抱いています。ブログやSNSで公開された情報を単に再掲することは、本当にジャーナリズムの役割を果たしていると言えるでしょうか?報道機関は、一般にアクセス可能な情報を超えた価値を提供することが期待されています。それには、背景調査や独自の視点の提供、さらには社会的な意義や影響を考慮に入れた報道が含まれます。

渡辺美奈代さんのような公人の行動は、彼女のファンや一般の人々にとって興味深いかもしれませんが、それを報道として取り上げる場合、より深い分析や追加の情報が必要です。

総じて、報道機関には、情報の提供者としての責任があります。それは、単に情報を伝えることだけでなく、その情報に意味と価値を加えることを意味しています。渡辺美奈代さんの記事のような事例は、報道の質を高め、読者にとってより有益な内容を提供するための機会となるべきです。

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No title

大阪府泉南市にあるUR住宅は、上下の階が階段でつながっているメゾネット式です。
でも、「取手井野団地」のものはつながってないような気が。
上の階に行く場合はいったん廊下に出て、外の階段登って行くのではないでしょうか?
記事を読むと、そんなイメージが。

Re: No title

泉南も上下2戸を1戸にして貸し出すようにリフォームされています。
確かにこちらは内部階段で昇り降りする方式であり、
取手井野の方は間取り図が記事になく移動方法は不明ですので異なるかもしれませんが、
上下2戸を1戸にして貸し出す、との記載はあります。

よって、ご指摘の通り方式が異なる可能性はあれど、記事中の
”上下階をセットにした住宅は全国のURの団地で初めて”
という部分にツッコミをいれたかったのです。

故に、方式については主題ではないので
話がかみあわず平行線となります。

もし、記者が方式の違いを含めて【初】と主張するのであれば、
それを記事に記載する必要がありますよね。

まぁ記者が記載していない方式について、
我々が仮説に仮説を重ねて議論し合うのは不毛ですけどね。
あんまり考えすぎると、禿げますよ、不毛だけにww
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