児童相談所と薬
数年くらい前から、子どもを児童相談所に拉致られた、という内容の投稿をネット上で見かける事が時々あり、んんん?そんなことあんの??と思っていた。ネット上にはそういう話が存在しているのだが、自分の周囲ではそのような話を見聞きしたことがない。

この本を読んで、確かに児童相談所に問題があるのは事実なのだろうと思った。児童相談所は児童福祉法に則り、各地方自治体に設立された福祉部門の1つである。故に、各地方自治体の人事異動で、児童相談所に配置される職員が決まる。しかしながら、児童相談所やらこうした福祉部門への配置希望所は非常に少ないのが実態だという。
=引用開始
辞令によってある程度強引に配属させられることになる。結果的に「他部署では使い物にならない人」とか「病気等の特殊理由を持っている人」になる可能性が高く、いわゆる「姥捨て山」という側面を持つのが児童相談所ともいえる
(略)
児童相談所自体に専門能力のある人がほとんどいない。児童相談所といったら公務員の出世コースからいったら相当外れているところ、言い方は悪いけれど掃き溜めみたいな組織で、しかもそういうところに人事異動の中でたまたま来た人が着任する。児童相談所に勤めているといっても、もともと教育や子どもの保護のために熱意があるというわけではなくて、ただ単に組織内の人事異動の結果にすぎない
=引用終了
ハハハ。酷いですね。児童相談所職員になるために特に必要な資格などもない。故に、辞令一つで、全く違う仕事をしていた人が突然にとばされ、約2週間の引の継ぎ講習を受けただけで、児童福祉の第一線で活躍する児童福祉の専門家になる。
この本では、一時保護所や児童相談所の判断によって、面会や通信の全部制限が行われることを問題視している。そして安否情報も教えてもらえないと。刑務所の場合は親族の面会ができるのに刑務所よりひどい、家族との完全分断、すなわち拉致だ、と御主張されている。親の側からするとそうなのかもしれないが、本当に虐待されている子どもからすると、面会や通信を遮断してくれるのはありがたいことである。この本の主人公的存在であり、児相被害者連絡会の代表を務める松島さんは、わが子とのすべての接触を5年以上も全面禁止されているという。
児童相談所お抱え精神科医の診断で、PTSD、ADHD、発達障害、双極性障害、パニック障害、うつ病などと診断し、「この子は病気なので親のもとから離して保護することが必要です」と科学的お墨付きを与え、子どもを拉致し、覚醒剤や麻薬と大差ない精神薬を投与し扱いやすい子どもになるよう薬でコントロールしていく、との事。
施設内で、「家に帰りたい」と言って泣いたりなどすると、児童相談所お抱え精神科医が精神薬を処方し、個室に監禁し、精神薬をご飯に混ぜて食べさせてるという。そしてこの本によると、親は、施設内で児童精神科医が行っている診断や治療や薬について書面ですら確認することができない、と問題点を掲げている。
精神薬を使って、大人にとって都合の良い子どもに仕立て上げていく、というのには寒気がするが、でもちょっと周囲を見渡すと、児童相談所に限らず、シャバでも、近頃はADHDだとか発達障害だとか診断してもらい親自らが子どもに精神薬を投与して子どもを大人しくさせていたりするケースを見聞きする。発達が凸凹しているのは皆誰もがそうなんだけれども生きづらさを感じている場合に発達障害と診断する、生きづらさを主張すれば誰もに発達障害の診断名をくだす、診断名をつけてあげると親が安心するんだよね障害なんだからしゃーないやんと、と、その業界のプロである知人が言っていた。親が楽したいために精神薬投薬をし子どもを都合よく大人しくさせ人形のように仕立てていくのは、児童相談所だけではないだろうに、親自らがやってる人もいる、と思った。
中高生の子どもをもつ知人にそのことを語ってみたら「近頃はなんでもかんでもすぐ虐待ってなるからじゃない?」と言っていた。なるほど、子どもがヤンチャだったりして注意したりすると、虐待だー!と通報される可能性があるからあらかじめ子どもをヤクで大人しくさせておく必要があるというのが現代なのか・・・???
驚いたのが、一時保護をした子どもが泣き叫んで言うことを聞かなかったので保護司が殴りケガをさせたのが親にバレてしまったそうだ。親にバレてしまったということは、面会や通信の全部制限が行われていなかったのだろう。それで、裁判で罰金刑に処せられたそうだ。そのようなことが二度とないようにも児童相談所としては、大人にとって都合の悪い子を、精神薬を投与し大人しくさせる必要があるのかもしれない。ー続くー
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