集団リンチ、虐殺かと思った・・・


前回続きの話ですが、NO減るショーではなく、当たり前の標準医療として行われていた治療方法をみてみよう。ビビるのは瀉血ですな~。

古代ギリシャの時代から20世紀初めまで行われていた潟血。瀉血は、医学の祖と名高い古代ギリシャの医師で四体液説を唱えたヒポクラテス、脈拍理論で知られる古代ギリシャの医師プラクサゴラス、古代ギリシャの哲学者で四元素説で有名なアリストテレスetc♪も絶賛していた。極めつけは古代ギリシャの医学者ガレノスが潟血を詳しく論じ、「どんな体の不調も瀉血で治る」と言い切ったため、20世紀初めまで潟血は天然痘やペストなどの感染症やはたまた精神病にまでも代表的な治療法となっていた。献血で死ぬほど具合悪くなる私などは瀉血で殺すのは超チョロいだろう。

更にビビるのが、1163年にローマ法王は教会会議にて、聖職者であった修道士(医師)に外科学を禁止。以後、床屋さんが瀉血用の両刃尖刀ランセットを開発し、主に銭湯の軒先を仕事場に瀉血施療を行っていた時代もある。なっ、なんちゅうか。



ルイ13世は年間で瀉血を47回もしたという。瀉血、大流行だったんですな。では、そんな大流行だった瀉血。朝起きた時に気分がすぐれなかったチャールズ2世へ、当時最高の医師集団14人が行った治療をみてみよう。
1)約500cc 血液採取=瀉血
2)吸角法をし約240cc血液採取=瀉血
3)アンチモン(有毒金属)を飲ませる
4)浣腸をする
5)頭髪を剃り頭皮に発疱薬を塗布
6)ハトの糞などの刺激物質を足の裏に湿布
7)約300ccの血液採取=瀉血
8)砂糖飴をなめさせ灼熱した鉄棒で突く
9)非業の死をとげた男性の頭蓋骨から滲出した液を40滴投与
10)西インドのヤギの腸から採取した砕石を王の喉に押し込む

なっ、なんか・・・集団リンチとしか思えないというか。。。。集団リンチを受け、いやいやいやいや当時最高の医師集団の治療むなしくチャールズ2世は命を落とされた(/´△`\).。oஇ

モーツァルトは体調不良時に2リットルの血液を抜かれ翌日死亡している。また、出産後失神したマリー・アントワネットは瀉血をされ血管を切られる痛みで目覚めたという。日本でも允恭天皇が瀉血療法を受けたとする記録があり、東福門院(徳川家康の孫)なども瀉血療法を受けているし江戸時代まで瀉血が行われていた。では、風邪をひき化膿性扁桃腺炎を起こした米国初代大統領ジョージ・ワシントンに対する治療法を見てみよう。

1)大量に瀉血
2)糖蜜・酢・バターを飲ませる
3)熱で水膨れをつくって膿を出す
4)大量に瀉血
合計2,5リットル~4リットルほどの血液を採取され間もなく死亡。


当時大真面目に行われていた医療でも今となってはド素人目にみても超極悪非道なリンチとしか思えない。。。。ついでに、風邪をこじらせたイングランドの詩人であり貴族であるバイロンに行われた治療をみてみよう。最初、彼は以前瀉血をしても効果がなかったと言い瀉血拒否をしていた。最終的に医師の指示に従って瀉血を行ったのだが
1)1リットル以上の血液採取=瀉血
2)熱で水膨れを作り膿を出させる
3)耳の周りにヒルを置いて血を吸わせる
バイロンが死亡すると、医師達は

「もっと早く瀉血すれば死ななずにすんだのに」 と、瀉血拒否をしたバイロンを非難したという。それだけ瀉血は何にでも聞く万能治療法として信じられていた。


フランスの医師ピエール=シャルル・ルイが、医学の研究に統計の概念を導入し、瀉血に効果がない、まったく意味なし! を証明するまで、瀉血全盛時代は続いていた。



ヒ素や水銀も古くから薬として使われていた。マヤ文明は水銀によって滅んだ、とは知られるところだが、秦の始皇帝は不老不死の薬として水銀入りの薬を飲み体調を崩し死亡。米国第16代大統領リンカーンは水銀入りの青い頭痛薬を飲み症状悪化。皮膚潰瘍やイボの塗り薬や梅毒治療や抗がん剤として利用されてきたヒ素も次第に、水銀と同じように「具合悪いならとりあえずヒ素(^^♪」みたいな感じで万能薬扱いとなっていった。発熱、胃痛、胸焼け、リウマチ、強壮剤、神経痛、抗マラリア、つわりetc 美容に最適ってことでパンやラードにヒ素をふりかけて食べたりもしていた。

ダーウィンは強壮剤としてヒ素を飲み続けていたし、マルクスは「頭の働きが鈍くなる」と言い途中で服用をやめたがヒ素を飲んでいた。ヒ素は若返りの万能薬として脚光を浴び、化粧品、洗顔、サプリメント、石鹸などなどにも使われ、顔料の原料として布や壁紙などの着色に使われていたりもした。

和歌山毒物カレー事件の犯人とされてれいる彼女は死刑が確定しているのだが・・・医療で定められた治療法とされている場合は例え集団リンチのような形になっても大丈夫である♪ その時は知らなかったわからなかった、で済む。罪にも問われない。



直近でもそんなことがあったような気がする。そんなことがあったようななかったような。しかも世界中で日本だけは今も続いているような・・・・気のせいだとよいのだが。。。多分気のせいだよな、そうに違いない。きっと気のせいだ。

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