安土城6



安土城202310


ここ↓が、信長公が安土城築城の際に、甲賀の長寿寺から移築し己の菩提寺としたという摠見寺があった場所である。江戸時代の確かちょうどペリーが日本へ来航した年に火災に遭い本堂焼失。

安土城202310


眺めは良い。が、こんな細い突き出たところにも家々が普通に建っていて驚いた。

安土城202310


安土城202310

摠見寺本堂跡地の隣には、三重塔がある。室町時代につくられた建物を長寿寺でから移築したものらしく、すっごい凝っているが、かなり古くぼろぼろで台風や地震でも来たらぶっ倒れるのではないかと、今までこうして建ち続けていることに感心した。国の重要文化財。これでは寄付もつのりたくなるな、と思った。


同じく、国の重要文化財である二王門。室町時代につくられたものを移築したもので、門をくぐり後ろをふりかえると、両脇に国の重要文化財である金剛力士像がある。役小角の生誕地だという吉祥草寺の門前の像などは、首が転げ落ちていたりボロボロだったが、ここの金剛力士像は見た感じ損傷もなく綺麗だった。

安土城202310


でも、この二王門のすぐそばには、こんなのが置いてあり、注意って言われてもねぇ・・・ちょうど通っているときにいい具合に瓦が落ちてきたらどーしよーもないのだが、一体どーしろと言うのだろう・・・・まぁ一応注意って言ったからね、ということなのか、としか思えんかった。てか、修繕保存のための金が足りなくてできないのかもしれんな・・・ウーム とはいえ、文化財補助金とかでるよなぁ。

安土城202310


安土城202310

なかなか味わい深い道ですね~。


曲輪全体に礎石と石垣をはりめぐらせ、大規模な横堀をめぐらし、後の天守に相当する四階櫓や長屋状の櫓(多聞櫓)を日本で最初に築いたのは、松永弾正久秀ですよね。

松永弾正久秀が築いた多聞城は、金箔障壁画のある豪華絢爛な本丸御殿、会所、庫裏の座敷、能舞台、庭園、数個の茶室もあった。内装も引手などの調度品は京都の錺金具師である躰阿弥に、絵画は狩野派絵師が描いたものだった。座敷の違い棚や茶室の落天井等の造作なども凝っていて、信長がうらやむほどのすばらしき茶道具や絵なども所持していた。

また、火矢で攻撃されても燃えない日本初の瓦葺き屋根の城であり、鉄砲弾が貫通しないよう漆喰塗りの分厚い白壁だった。


商人でもあり医師でもあり宣教師でもあったポルトガル人ルイス・デ・アルメイダ氏が本国へ送った書簡によると、
「壁は白く光沢ある漆喰の壁で瓦葺の建物が建てられ」
「世界中にこの城ほど善かつ美なるものはない」
「壁は歴史物語を題材にした障壁画」
「柱は彫刻と金を塗り大きな薔薇」
「庭園と宮庭の樹木は本当に美麗だ」

と、綴っている。

多聞城は、後に信長に分捕られ、破壊されつくされるのであるが、信長はこの松永弾正久秀が築城した多聞城を参考にして安土城を作った。

「平蜘蛛の釜とわれらの首と2つは信長公のお目に掛けない。」と、言い放ち、信長が欲しがった茶釜・古天明平蜘蛛をぶち壊し、自らも爆死してはてるという松永久秀を思いだしながら歩いた。安土城は多聞城のパクリだということも思い出しながら歩いた。

安土城202310



安土山をおりて山裾にある小さな売店で ”戦国ジェラート 信長安土マンゴー”とやらを買った。「この無礼者!」と書いてある。心の中を覗かれていたのかと一瞬思った。

しかし、地元産マンゴー使用、と書いてあるが、安土桃山時代にこの辺りでマンゴーが栽培されていたようには思えないのだが、多分私が知らないだけなのだろうな。知らんけど。

安土城202310

安土城202310

原材料を見ても頑張って真面目に作ったのが感じられる。味は、とっても美味しかった。マンゴーまんまって感じ♪

安土城202310

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