素直


仕事でも時々訪れる京都府南端、奈良市と接している木津川市。各地で人口減少が叫ばれる中、木津川市は人口増加を記録し続けていて、活気あふれ未来が感じられる市って印象。そんな木津川市でもめ事があると聞いたので、どれどれ実際見てみようって事で、友人と連れ立って現地を見に行った。


まずはこのような川が流れている。

相楽消防本部


そして、右手に見える川向こうのあの茶色い建物が相楽中部消防組合消防本部 相楽中部消防署である。

相楽消防本部



相楽消防本部



そしてなんと目の前には踏切が! 踏切を渡り2車線の道路を越えると消防本部がある。


相楽消防本部



そのまま真っ直ぐ土手道を歩いてみた。

相楽消防本部


消防署の斜め向かいには踏切があり運よく踏切を通れても数十秒で新興住宅地で道路も狭い上に飛び出しやらに注意する必要がありぶっ飛ばすのは不可能な道だ。橋を渡った右側の道は土手道で使えない。見渡す限りの草むらや田、そして川。

相楽消防本部


もめ事とは。。。。相楽中部消防組合消防本部 相楽中部消防署が、
・一級河川木津川の増水時の浸水想定区域内に位置している。
・3メートル以上の浸水想定や液状化の危険性が高い場所にある。
・災害時には周辺道路などが遮断され出動できないなどが予想される

そんな危険地帯に、相楽中部消防組合消防本部 相楽中部消防署は存している。消防署が災害時に機能不全と予想される地にあるとはまるでコントのようだが、故に、見晴らしがよく災害の心配のない安全な高台の場所に新消防署をつくりそこに移動するという計画についてだ。


それに伴い、車で10分程度走らせたところにある2つのぼろい消防出張所を廃し、新庁舎に統合する計画だという。新消防本部に隣接する2つの出張所を集約することにより消防力の強化が実現する。唯一のデメリットとしては、地域によっては救急車の到着時間が現在よりも遅くなることだという。じゃぁ、どれくらい遅くなるの?? という件については、頭の宜しい方が小難しい計算をして割り出している。詳細なPDFがありこんな感じ↓。もっと頁あるのですが面倒なのでこれくらいにしておく。

救急車到着時間


現在よりも3分~5分、到着が遅れる地域がある、との事。



消防本部は築46年以上を経過しているという。駐車場と訓練場が兼用の為、総合訓練をすることも出来ず、また女性職員が24時間勤務するには非常に劣悪環境で、一部屋をカーテンで仕切ってカーテン越しに複数の男性隊員と共に仮眠をとったり着替えたりしているという。







廃止される周辺に住んでいる極一部の人が反対を繰り広げて、それにのっかり応援する議員も存在する。京都民放Webに今年1月に開かれた反対者による学習会の写真が掲載されていたが、写真を見る限り人も少ないうえご高齢の方ばかりだった。


では、廃止されようとしている木津西出張所と山城出張所を見てみよう。こちらが木津西出張所。

木津西出張所


40年~50年くらい前に建てられたかと思われる住宅が向かい側の細い道路に面してあり、隣や目の前には工場かな?や研究所やらも建ち並んでいる。この木津西出張所はそんなボロイ感じもしないしまぁこのままでもいいんじゃないのかな? 綺麗だし立地もいいし未だ使えるっしょ、って思える建物だった。周辺の住宅も駅近だし高台だし売買もでき若い世帯と住民が入れ替わる可能性もある。

木津西出張所


木津西出張所


木津西出張所


面している道路は、とりあえず2車線だ。ちなみに反対派の人のご主張では、新庁舎は、

・幹線道路に面しておらず、出入り口は一カ所
・道路幅員は、6Mしかなく、向かい側は住宅
・地盤調査を行わず用地を選定 地滑り防止工事のため造成費用がかかる

とか仰せだとの事。道路に関する事と、向かい側は住宅とかはここと条件同じじゃねぇの?ってしか思えなかった。


そして、新庁舎建設予定地は、軟弱な土地で地滑りのする危険な土地ーーー!! と反対者は騒いでいるようですが、地盤調査の結果、そんな危ない土地ではなかったんですねぇ。ちゃんとボーリング調査していてそれもPDFにて公開されている。更に安定化するための造成工事も行われるとの事。着工の際は改めてボーリング調査もおこわわれるのだそう。

ボーリング調査




では、次は、山城出張所に行ってみよう。ぼっボロイ。これは酷いww 月額100円で貸すよって言われても借りたくない。

山城出張所


山城出張所


出張所の裏側は土手と川。ただし川幅がかなり広くとられてあり流れている川はその草むらの真ん中に流れている状態で、土手もあるしかなり水は蓄えられそうではある。もし万が一、水があふれるなどの災害が起ったら山城出張所は真っ先に浸水しなぎ倒される可能性のある場所でもある。


山城出張所


山城出張所



山城出張所


これはショボい。もはや虐めレベルだ。消防本部ですら女性隊員専用の仮眠室などがなく一部屋をカーテンで仕切っているだけ、という話だそうだが、この山城出張所ではもはや女性隊員はいつかないだろう。そして


山城出張所

道路幅員が6Mしかないとかはここと変わらない。そしてこの周辺を見渡すとめっちゃ田舎で、限界集落だよなぁってしか思えない感じだった。



では、新設されるという消防本部新庁舎予定地とは、実際のところどんなんだろうか?? この左側の空き地がそうだとの事。

消防本部新庁舎予定地



消防本部新庁舎予定地


ふ~ん、いいじゃん。


消防本部新庁舎予定地



相楽消防本部新庁舎予定地周辺


全然良いですね~。ちなみに友人がツテで聞いたところ反対者の御爺様が、この近辺の家に署名の御願いに戸別訪問に歩いていたそうだ。なんでも、「出張所を廃止されると救急車が来るのが遅くなる!」 との事だった。まぁ、木津西出張所も山城出張所も、この新庁舎建設予定地から制限速度で信号や交通ルールをきっちり守って車で行ってもどちらも10分かかるかかからないかくらいかなのだが。ただ現在の出張所を廃止しここから出動することにより場所によっては今現在よりも3分~5分遅くなるということが計算により割り出されている。



この建設予定地周辺は、新しい住宅が立ち並び、今尚建設中や売り出し中で、住人も若いエネルギーに満ち溢れていて乳幼児や子どもも多い。現木津市長の「未来を見据えた街づくりを」 のスローガンにぴったりと感じる。木津西出張所周辺は、便利な所でもあるし限界集落になることはないと思うが、山城出張所周辺は見た感じ、もう正直詰んでいる感じしかしなかった。



でもまぁ、救急車を呼ぶ時というのは、痛みや苦しみでのたうち回っている状態かもはや意識すらない状態とかなわけだから、少しでも自宅近くだと助かる、という気持ちは分かる。苦痛の時の一分はものすごく長く感じるし、痛みをとるためなら殺してくれてもいい、とか言う人もいるくらいですし。ましてや高齢者が多く住む地区ほど救急車も活躍しそうではある。そういう意味で、今まで自宅近くにあった出張所が廃止されるとなったら不安になる人がいるというのは理解できるし、同情は出来る。



他にも、その反対派の御爺様は、「出口が一カ所しかない」 とかが御主張だようだが、これは非常に弱いですねぇ。。。今、出張所があるところだって、同じ条件やんw って言われたら済んでしまいますからねぇ。。。


「何もここにつくらなくても! 他にも消防署をつくる土地はいっぱいあるんです!!」 と仰せだそうですが、具体的にどこにそんな土地があるのかは絶対に明かさない。一体どこにあるんでしょー??




で、そんな反対派の御爺様方のツッコミどころ満載の演説を聞かされて、「署名お願いします!」 と言われたそうだ。。。「よくわからないので考えておきます」 と角を立てずうやむやにしたら、「この近辺の家の方々には是非とも反対してもらいたい! 出動の度にサイレンがなるんですよ! 出動の度にすごく煩くなりますよ!」 との事。



「出動の度にサイレンが鳴って煩くなるのが嫌なのだったら、ご自分の家の周辺から出張所がなくなったら静かになっていいんじゃないんですか?」 とか、「あなた方が自分の家の近くにある出張所無くさないでほしいと思うのだったらこの近辺の人は消防署が近所にできて嬉しいのでは?とか思わないんですか?」 とかいろいろ面白いので言いたくなってしまうものですが、そこは御爺様ですからねぇ、ぶったたいてボコボコにして虐めたら可哀想ですよねぇ。。。って事で、苦笑いで受け流した友人のツテさん(笑)




支離滅裂で、直近で言った事と真逆の理由をあげつらってみたり等、真面目に反対してるのだろうか???? と疑問に思えてしまう反対派の方々。自分の家の近くから救急車いなくならないでほしい!! 少なくともあと20年は出張所潰さないくれ! そこだけに焦点を絞って反対をしていればまだ同情されるだろう。



だが、ついにこの地に、大きくて綺麗な新しい消防署を作ることに決まり、また、木津西出張所は集約されることが決まり、ついに造成工事が始まることになった。相楽中部消防組合消防本部のHPによると、”山城出張所については、城陽井手木津川バイパス及び周辺道路の整備が行われ、道路ネットワークが強化された後に、再調査を行います。” との事だった。

消防本部新庁舎予定地

新しくつくられる消防署は、断然素敵で、未来が輝いて見える。新庁舎にはもちろん女性用スペース(休憩室、更衣室、仮眠室、洗濯室、バス・トイレ、洗面室)もあるし、トレーニングルームや文書庫などもある。


山城出張所を再調査にさせたぜ!まだまだ反対OK! との事で、反対派の勢いはとどまることを知らない。”出張所残しての5969人の思いを、市長に提出” とかいうビラも撒かれたそうだ。5969人の根拠は?というと、5月25日に2つの出張所なくすな署名に2969筆、9月9日に3000筆の署名を市長に提出! とか書いてあるが、9月9日提出分の署名のうち2969筆は重複してて同一人物でしょうねぇ。。。。新たに31人が署名してくれたのではないのでしょうかねぇ。。。なんか随分適当な数字やなぁ、確認するから署名見せてくれ、って感じだ。ちなみに木津川市の人口は、市HPによると、80,045人。


で、この御主張↓ 新庁舎建設地についても未だに反対をしている。工事の住民説明会が開かれるそうだが、反対派の人が来てギャーギャー騒ぐかもしれないと怯えている人もいるそうだ。でもまぁ工事の人に文句言ってもしゃーないと思うのだが。。。。

木津川市消防署

どうしてこうツッコミどころ満載の文言を。。。。。気候変動で全国各地に予測できない災害が起こっているのだとしたら。。。何処につくっても安全な場所なんてないのではないだろうか??? そして文章は続く。”「土砂災害特別警戒区域でない」 「浸水地域でない」 「活断層の真上でない」 ということだけで、安全だと決めつけました。” だそう。

でもさ、土砂災害特別警戒区域や浸水地域や活断層の真上に建てるよりもずっと安全だと思うんですよねぇ。。。。。で、こう続く。

木津川市消防署

”安全安心の場所に建設することが絶対条件です。”  ゼロコロナかよwww 論理破綻してますよねぇ。地球上には絶対に安全安心な場所なんて存在しませんわw 

今回初めて、反対者の方から、「山城出張所を新しく高台につくれ!」 と要望を出したよう。だが、気候変動で全国各地に予測できない災害が起こっているんでしょ!? つ・ま・り 絶対に安全安心な場所なんてない!! 無理ゲーっすね。



本当の素直な気持ちや要望を二重三重に隠してダブルメッセージやトリプルメッセージはたまたクアドラプルメッセージやらを発して、なんか面倒くさいメンヘラ女みたいになってしまっているように思えてしまったよ。。。トホホ


素直になりましょうよ~。


「高齢者が多い地域なのに救急車の到着が少しでも遅くなるのが怖くて怖くてたまらない。出張所廃止は絶対に嫌なので、山城出張所の存続を求めます」 これだけでいいだろう。もともとそれだけだったのに、いろいろ無理してなんだぁかんだぁ理由付けして核心部分をぼやけさせているから、論理破綻して支離滅裂になるんじゃないのかな?? 素直に最初から、”山城出張所だけはなくすな!” で勝負しておけばいいのにねぇって思うのだが。。。それなら、気持ちは分かるし同情するよ~。

もめ事のほとんどは素直な感情や気持ちをストレートに出すことで解決することが多い。格好つけていろんな鎧を身にまとい核心部分を隠してしまうからおかしなことになってくるような気がするんですよねぇ。。。本音トークが一番☆彡

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