信じて疑わず


歴史を語る時に良い事しか言わない人っていますよね。戦後、所謂自虐史観といわれるものが蔓延しその勢力があまりにも巨大になったから、それを揺り戻すのに徹底的な真逆な良い事しか語らない、綺麗ごとしか語らない勢力が出てきたのだろうと思うのですけれど。気持ちはわからんでもないがそういうのを見聞きしていると薄気味悪く感じてしまう。


「昔から日本には差別はなかった♪」 と盛んに言い続けている人もいる。でも、今でも、理不尽な虐めだとかがあり徹底的に追い詰めて自殺者まで出ているくらいなのだから、差別はなかったはないんじゃないかなぁっと思うんですよねぇ。虐めって差別の一種のような気がするのだよなぁ。



実はつい先日まで無知な私は、イルカさんの事だけは信じていたんですよね。イルカさんは自閉症児などを見分ける力があり優しく寄り添いその癒しの力で、イルカセラピーとかイルカ介在療法だとか有名ですよねぇ。水族館に行ってイルカさんにタッチ体験とか餌をあげたりした無邪気なあの頃が懐かしい。アハッ!


こちらの動画↓教科書に載らない暗黒史 【閲覧注意】【日本語字幕】 を観て、イルカさんに対する幻想が全てぶち壊れた(^^; 人間だとか他の動物はどーでもいいっちゃぁどうでもよかったのですが、ろくにイルカたるものを知らないのに、イルカを勝手に信じ幻想を抱き理想化していたからこそ、そのギャップに愕然としたw 自分の青さに乾杯w



思えば、ペットショップで、小さなエビさんの水槽で、一匹のエビを集団リンチしているのを見たことがあり、そのエビさんが死ぬと即他のターゲットを作り今度はそのエビさんを集団リンチしていくという・・・店員さんはバイトなのでしょう、ボケっ~とレジに座っているだけで生き物の世話や気配りは全くしていませんでしたが、もしかしたら絶望して諦めていたのかもしれません。そのエビの水槽を目撃した時の事がフラッシュバックのようにこの動画↑を見ながら思い浮かんだのだった。なるほどそう言う事だったのかと。遺伝子にしみ込んじゃっているんですねぇ。



で、差別の話なんですが、1934年(昭和9年)頃の話なんですが、沖縄人って差別されていたんですかねぇ。。。葉真中顕著【灼熱】にその記述があって、沖縄から本土に引っ越ししてきた家族なのですが、こんな風に書いてあった。


==引用開始
街では沖縄人は一段低い存在と見做され、「土人」と蔑み毛嫌いする者や、沖縄人の利用を禁止する店は珍しくなかった。
==引用終了


同じ日本人、皇国国民じゃないのか!って主人公は憤っているんですけれどね。



まぁそれは置いておいて、葉真中顕著【灼熱】 これは、嘗て日本から大量にブラジルに渡った日本人移民の話。兵役から逃れるために移民になった人などもいるようですが、主人公の少年は日本にいても沖縄人と差別されるからブラジルに行ったそう。まぁブラジルに行っても同じ日本人の子どもから、沖縄人という事で虐めを受けぶっ叩かれ洗礼をうけるのですが。


大人だと直接表だった虐めみたいな事はしてこずとも言葉の端々に「沖縄者じゃけ、仕方なぁよ。」 とか言われたり、


==引用開始
「ここじゃぁ怠けたらいけんですよ」と釘を刺してくる者もいる。はっきりと馬鹿にされるわけではないが、親切の向こうに差別心が透けていた。態度や視線、言葉遣いで村の大人の多くが、沖縄出身の比嘉家を見下していることがなんとなくわかった。
==引用終了



等とあって、まぁこういうのって現代でもありますよねぇ。これって心の問題だから、差別禁止!とかいくら表面的に運動したところで、取り繕ったうわべの言葉は変わるかもしれないが中からにじみ出てきて周囲には伝わるものですよねぇ。以心伝心ってやつだねぇ。


沖縄人差別のくだりが妙に心に残ったのでこうして文にしているだけでして、この本の主題は差別や虐めの話ではなく、沖縄の事はほんのちょろっと出てくるだけなのですけれどね~。

日本人移民

当時のブラジル移民の生活や社会が描かれている本で、この本の主題は、大東亜戦争終結直後、ブラジルに渡った日本人移民たちの間で繰り広げられた日本の敗戦を認める認識派(負け組)と、日本勝利を信じ続けた戦勝派(勝ち組) との話。日本人移民が二つに別れ、過激派となった戦勝派(勝ち組)は、日本が負けた等と言う売国奴を許さんとし、認識派(負け組)を襲い暴動やテロで多くの血が流れたところに焦点が向けられた話だ。8割~9割もの日本人移民が日本が勝ったと思い込んでいた。



日本がジリジリと追い詰められていって、戦線が日本本土に近づいていっている時も、沖縄戦が始まったと知った時も、”引き込み作戦” だと誰もが日本の勝利をひたすらバカみたいに信じていたというのも教育の賜物なんだろうか、なんだろうか。


そういえば、2021年11月02日配信の FRIDAY DIGITAL にも 【「家族崩壊」「死んで返すしか…」スルガ問題「被害者」の悲痛な声】  なんて記事があったが、優秀な人たちが嘘みたいにコロッと相手の言をいとも簡単に信じ莫大な借金を背負い、騙されたと嘆いているんだけれども、なんでそんな簡単に信じるんだろうなぁ。

自分の事なのに人任せにし過ぎて、ひたすら宗教のように相手の言を信じるってのが不思議でたまらない。何を根拠にそいつを信じられるんだ?? 会社名か学歴か雰囲気か帳簿上の数字か?? 自分で調べないのか?? しかもメガバンク勤務の人までがコロッと騙されているって、さすがに融資を承認する側にいる人間なんだから、おかしいなぁ?とか疑問に思わないんだろうか???

まっ、私もイルカさんの事だけは、知識もない上に調べもせずただただ盲目的に信じていましたから人の事言えませんがww



話を戻すと、硫黄島の玉砕も沖縄占領も日本軍の”引き込み作戦” だと信じてうかれている。ちょっとでも疑問を呈する人がいると、怒り狂って怒鳴り付けたりとかするんですねぇ。なんか昨年初め頃だかに流行った自粛警察とかマスク警察なんかも同じような系統のような気が。。。


でぇ、アメリカが作った高性能の新型爆弾をさらに上回る高周波爆弾で日本がアメリカを一網打尽にしているとかそんな話も出回ったりとか、まぁこれに乗じて儲けようとする詐欺師なんかも登場してくるのですが、


玉音放送を聞いた時も、日本は勝ったと勘違いして聞いているし、やっぱり人は信じたいものを信じるんですね。ポルトガル語が理解できる人は、日本の敗戦を認める認識派(負け組) になるのですが、とても危なくて 「日本は負けた」 等と真実を語ることができないような状況になってるんですねぇ。引き込み作戦がうまくいったと信じていて、日本は負けたなどというと、非国民・売国奴・国賊と決めつけられるわけですからねぇ。


日本が勝利したというのは噂だけでなく、チラシが日本人の間に配布されたり、はたまた戦勝使節団が日本人移民を船で迎えに来て日本に連れて帰ってくれる等が知れ渡り、日本人が港に終結したり。

日本の敗戦を認める認識派(負け組)の人が何か言おうものなら、アメリカの味方だったブラジルが敗戦デマを流しているのを信じている売国奴という事になる。



==引用開始
俺が一番許せんのは、日本人なのに敗戦デマなんかに惑わされとるやつや! あの陛下の放送を敗戦の弁やなんて言うとる不届き者がおるらしい。そんなやつらは日本人やない!

(略)

日本人が祖国の大勝利という誇らしい事実を否定するなどあり得ない。
==引用終了



大東亜共栄圏発展のために使節団に渡そう♪っと献金を集める詐欺師なども出てくるんですねぇ。やっぱ一番美味しいのは皆を躍らせ自分だけ儲けてウハウハになる詐欺師とか支配者ですねぇ。すべてを俯瞰し、大衆を躍らせ大衆同士を喧嘩させ己に目を向けさせないようにしうま~く大衆を扇動し利益だけ奪っていくという。今も昔も人間のすることなんて変わってませんなぁ~。日本勝利を信じて疑わない多くの人たちは、敗戦という真実を語る極ごく一部の人を 敗戦デマを流す国賊行為だと弾劾するのですね~。


結局、使節団はこなかったけれどもそれでも信じ続けるんですね。むしろ使節団がこなかったから敗戦デマを流す友人がますますデマを信じるようになるのでは? とか心配したりしていて、なんか直近でも似たようなことありましたよねぇ。新コロたんとか新コロワクチンとかでねぇ。あっ、この騒動まだ終わっていないんだったな。



マッカーサーと昭和天皇が並んだ写真を見ても、マッカーサーが降伏調印文書にサインをしにきただとか信じ、敗希派のデマには困ったものだと怒りをあらわにする。日本は不敗の神国! と心の底から信じているんですねぇ。


過激な戦勝派への非難をこめた呼び名として、認識派の人たちは、彼らを ”狂信派” と呼び、戦勝派の人たちは、日本は負けたと真実を語る認識派の人たちのことを ”敗希派” と揶揄して呼ぶ。



認識派中心人物が暗殺され、襲われ、暗殺未遂され、狙撃されていく。そしてついに以前は尊敬を集めていた元陸軍大佐の脇山甚作氏も、終戦事情伝達趣意書をまとめ正しい戦争結果を日本人移民に知ってもらおうと認識運動に参加していたのですが、襲撃され死亡。過激行動をするのは戦勝派・狂信派なのですが、自分が絶対に正しいと信じて国の為に義憤にかられているところが痛すぎる。



==引用開始
これこそが狂信派と呼ばれる過激な戦勝派がやってきたことなんだ。愛国者を騙り、恐怖で支配し、他人の口を封じること。義挙だとか責任を取らせるとか、どれだけ都合のいい理由をつけていても、結局は卑怯極まりないテロにすぎない。

(略)

俗に「勝ち負け抗争」と称される、太平洋戦争の結果を巡る混乱は、日本人が日本人を襲撃するテロにまで発展した。ほとんどの襲撃犯は逮捕され、終戦の翌々年、1947年1月を最後に人が死ぬような事件は起きなくなったが、その後も数年にわたり、戦勝派と敗戦派の対立は続いた。
==引用終了



結局は、日本人特有の水に流す手法でうやむやにしてサンパウロ市創立400年祭に、在伯邦人たちが財団法人を設立し、勝ち負け抗争の事は思い出さない、話さない、として封印して終わったもよう。



いつの時代も、同じだな。互いを監視させ密告させ縛り付け争いを起こす。その先を視点を変えて外から眺めてみると、己だけは被害を受けず良い人面をしながら得する存在がいるんですよねぇ、高笑いをしている存在が。大衆を扇動し争いを起こさせ自分だけウハウハする支配者はおいしいですな~♪



さようなら、純粋で優しく可愛いと思っていたイルカさん。゚(/□\*)゚。わ~ん

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