さば缶物語
徳川家康ばりの健康オタクの知人の勧めで、健康の為に頑張って鯖缶を食べ始めた。肉魚が苦手な私が鯖缶を食べるなどという暴挙に出るのは相当な事なんですよ~。で、肝心の鯖缶はっと、業務スーパーで買ったこんなのよ~。

まだ鯖缶デビュー超超超超絶初心者のため鯖缶の味に飽きているわけもなくアレンジする必要も感じられず、物珍しいので恐る恐る缶蓋を開け豪快にこのまま食べている。怖すぎだったのだが意外とスムーズに食べれて驚いた。あっ、っていってもこんなに全部食べれんから一日に半缶分ね。鯖ちゃん、ありがとう。

明日は、この 柚子胡椒風味にチャレンジしてみようと思っている。

物心ついた時から肉魚が苦手で困ったこともあったのだが、未だ未だガキだった頃、堂々と菜食主義を貫いているとある宗教家の人の本を読んで、な~んだ、菜食でもいいんだぁ、良かった~と安堵したのを覚えている。その人の言によると、”菜食でも栄養がとれないとかはありません。それは草しか食べていない牛が丸々と太っている事でわかるでしょう。” との説を展開し信者を菜食に変えさせていた。私は通りすがりの本で読んだだけだけど小規模な宗教団体みたいな精神修行団体みたいな集団。
でもさ、冷静に考えてみると、草食動物と人間って身体が違うよな~って思ったのはもっと後になってから。てか、見た目からして明らかに違うのだから普通気づけよ!って感じではあるが。
牛さんのように体内に取り込み胃に入った草を口に吐き戻し反芻したりもせんし、4つの胃があるわけでも体長の20倍以上もある腸を持っていてそこで栄養を吸収したりもできん身体だし、ひょっとしてひょっとするとこのまま菜食を続けていたら進化して、消化しにくい草をすりつぶす為に大型臼歯が発達しその為に土台である顎が発達した馬さんやヤギさんや鹿さんのように顔が前面に長~く延びてくるかもしれんし~。クッ って、んなわけないか。
草食動物の胃や腸には、人間がもっていない数十種類の微生物が1立方あたりに100万匹も棲んでいるんですよね~。その微生物ちゃんたちは、草食動物が体内に取り込んだ植物から、草の中には微量にしか含まれていないタンパク質を効率的に取り出しくれる働きをしてくれる。おまけに草食動物はその微生物をもタンパク源として消化している。
まぁそこだけ思っても草だけ食べている草食動物さんが丸々太っているから菜食で大丈夫なのよ~論には疑問符がつく。人間は、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質の両方を摂ったほうがいいというのは、草食動物の体内で暮らしている 植物からタンパク質やエネルギーを作り出してくれる微生物が存在しないからなんですな~。
っと、怖いしストレスになるから肉魚無しでいいやって思っていたけれども、もう具合悪くなるの嫌だから健康の為っと思って鯖缶を食べてみたが、意外と普通に食べられたんで驚いている。自分凄い、偉い、最高! 私の身体は栄養療法解析検査によると、タンパク質が全くとりこまれていないそうなんですよねぇ。鯖缶は高タンパク質食材らしいから何かが変わるかもな~。鯖ちゃん、ありがとう。 ↓もしよかったら押してね↓


