細菌兵器


この本【赤死病】には、著者ジャック・ロンドン氏の3つの作品が収められている。驚いたのが、1907年3月の作品 ”比類なき侵略”

この作品は、ちょうど今のチャイナ、一帯一路一空一天を掲げて世界戦略を成し遂げようとする中国をそのまま表現したような話で、これが1907年に書かれていた事に驚いた。人口爆発により他国にそっとわからないように少しずつ移民を送り込み、ついに義勇軍を送り込み武力衝突。そして更なる中国人の移住。この手法によって世界のあらゆる地をのっとり侵略していく。

赤死病

とある科学者の発案をもとに一丸となった世界が、極秘裏に準備を進め、それと分からないように中国上空から細菌を、20種類もの伝染病をばらまいた。中国からの脱出者が国境に大勢おしかけたが、境界に陣取る巨大な西洋の軍隊が国境を越えようとする中国人民の虐殺を行った。


伝染病はもちろん国境を超えるから様々な準備をしていたものの、他国にも多少なりともの死者は出たが準備万端んで挑んだ為、極少人数の犠牲者のみで済んだ。

細菌兵器を投下してから9か月後に死滅した中国に各国の科学者と軍隊が四方から入り除菌等していき、ついに各国の様々な人種が集う人種のるつぼの地となった、という中国を除く世界にとってはハッピーエンド的な話として終わっている。



しかし、今まで細菌兵器最強! って勝手に思っていたのだが、細菌兵器で死の国にしてやろうというのは、意外と手間も被害も多くなかなかもって大変だなと思い直した。とある地域を瓶に入れて密閉して行えるならまだしも、

ネズミなどの小さな野生動物さん達や、空を飛ぶ鳥さんたち、そして空気や水なども国境を越えないようにしないともろとも自滅してしまう。死滅させた後も除菌作業やらがあるし。



っと考えると、ある民族やある国を殲滅する目標を掲げた場合、それを達成する手法としては、ナチスの行ったガス室送り等は理にかなっているのかもしれないし、シベリア抑留者等に対し実施した赤化教育などで思想を根本から変えさせるというのもなかなか手間ではあるが面白いことのなのだろう。まぁアメリカのように核爆弾を投下するというのも一手だろうが、陸も海も大気も繋がってるからなぁ。


日本も核武装を! というのは時々聞かれる事だが、私は核武装には??? と今のところ思っている。地球上で原子爆弾を投下されたのは日本だけだ。実際のところその後は使われていない。


密かにまたは競うように核武装をした国もあるが、それらの国はそれで望みを叶えられたのか?

他国に対する威嚇になり抑止力になったのだろうか?

核爆弾所有国が陰に陽に攻め込まれることもなく他国に対し勝ったぜっ!! ウハウハ状態になっているだろうか???


と、思うと、核ではない通常兵器も今ではかなり殺傷能力が向上しているし、システム破壊も面白そうだし、生物兵器、化学薬品なども使えるし核がなくとも困らん。


それに、原発を持っていれば核製造は可能だし日本ならいつでも作れるだろう。それよりも頭を抱えているのは、日本は核をもったところでちゃんと管理できんの? ってところ。



1979年のスリーマイル島の発電所事故の後、アメリカでは即、独自の検査機関、原子力発電所運転協会(INPO)を設立した。政府の規制よりも厳しい手続きと基準を自ら定め、INPO初代最高責任者ウィルキンソン氏は潜水艦乗務員時代に叩き込まれた狂信的な安全管理基準を組織に浸透させ徹底的な規制機関となり、1990年代には政府の主要機関ほどの大きさに成長している。


1986年のチェルノブイリ原発事故のあと、ヨーロッパも改革に乗り出し、1989年には他の百カ国以上と世界原子力発電者協会を設立し、INPOを真似て詳細に追随した。



日本では、1999年に東海村JCO臨界事故で従業員2人が死亡、7百人近くの人々が被爆。震度6で柏崎刈羽原子力発電所や女川原子力発電所が壊れたり、福島第一原子力発電所が炉心溶融(メルトダウン)を起こし、震度4で東通原子力発電所は全電源を喪失したりしている。地震大国である日本の原発の耐震基準があまりにも適当で震度6でぶち壊れるとか、メルトダウンとか溶融貫通(メルトスルー) しても想定外だった と言えば大丈夫♪ っていう考えにもビビった。

また、定期的に事故の規模を小さく見積もり記録改竄や隠蔽を行っていたことが明らかになり日本の杜撰な体質は世界的にみても非常に珍しいものとなり歴史に残っていて標本のようで誠に恥ずかしい限りである(--; 



”一般人の限度は、一年に1ミリシーベルト(=過剰発癌の発生率が1億人辺り5000人)” と法律で定められていた規制値を、”直ちに健康に影響はない” と国が主張し基準値を大幅に変更。これにはマジでビビった。

”一般の人の規制値は一年1ミリシーベルトだけど、100ミリシーベルト(=過剰発癌の発生率が1億人あたり50万人) までOK♪” という御用学者や、”ラジウム温泉とかもあるし放射線にあたったほうが癌にならず健康に良い” などという医者なども登場。


原子力の技術は世界的にみても非常に高いのに、こんな適当な杜撰な国では核武装など考える前に、原発の心配をするのが先だ。テロにも気を付けてもらいたい。


先日、大飯原発の裁判のニュースを見たが、産経新聞は国が決めたんだから間違っているわけがない、という主張。基準値を大幅に変えて ”直ちに健康に影響は無い!” などとほざく国を信じるという事自体が謎、という感想を我は持った。でもまぁ直ちには影響ないってのはなかなかうまい発言だと未だに感心している。言い得て妙! だからいいのか。


ビビったのは朝日新聞だった。柏崎刈羽原子力発電所の事故(福島原発の1億分の1)などでも原発反対! 放射性物質漏洩! と言っていた朝日新聞が、福島原発事故後の政府発表 ”直ちに健康に影響は無い!” のあとには、”放射能で癌になる人は1000人の内5人ぽっち。日本人の3分の1が80歳になると癌で死ぬんだから心配なし♪” と言っていたのに、今回は、


”福島の例を引くまでもなく、地震や津波、火山噴火など、想定を上回る規模の災害が襲ってくる恐れは常にある。だからこそ、万が一にも事故があってはならない原発については、安全側に立って基準を定め、それに基づいて審査や規制に当たらなければならない。再稼働を進める政権は、この原則をいま一度胸に刻むべきだ。”

と政府に説教までしている。放射能は心配ねーんじゃねーのかよw こういう豹変ぶりには心底ビビらされたw


っと、話がそれてしまった(^^;



お次は、本の題名にもなっている ”赤死病” これも1910年2月の作品だというのだから驚きだ。

2013年に発症した感染症により人類滅亡、文明崩壊が起こる。生き残りのほんの少人数たちが子孫を作り地球上の人口が数百人という2073年が舞台のこの小説は、赤死病が蔓延した当時、大学教授だった生き残りの老人が孫たちに赤死病の人類滅亡の様子やいかにして生き残ったか、どうやって孫たちが生まれたか等を語っている。

文明とは程遠い原始的な生活の様も描かれている。新型コロナで大騒ぎになっているこの時期に、なかなかピッタリな小説だった。


今から110年ほど前にこんな小説が書かれていたとは、そこが一番驚いた。これは確かに ”永遠の本棚” だ。


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水をあまく見てはいけない! 危険。怖い看板にタジタジ。

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