変な違和感と結論


【INFERIOR】 なかなか衝撃的な書名で自称フェミニストな女性科学者が書いた本。

女性運動家キャロライン・ケナード夫人は、亡くなるわずか数か月前のダーウィンに ”生まれつき女性は男性より劣る” との見解を正すよう手紙を出したのに対し、 「女性は道徳的な資質では一般に男性よりも優れてはいても、知的には劣っていると確かに私は考えます」と記した上で、女性は家庭に入り家庭をまもれ 様な事を乱雑な字で書き返信してきたという(笑)

ダーウィンの友人ジョージ・ロマネスも「女性は例えどんなに努力しても決して、男性のような知的な高みに達することは望めない」と言っていた。

参政権を得ようと闘っている女性たちに向かってスコットランドの生物学者バトリック・ゲデスと博物学者ジョン・アーサー・トムソンは「有史以前の原生動物の間で決められた事は、法律でも帳消しに出来ない」 とあてつけるように公言したという。女性は男性を補完する存在だと主張。

このように女性劣等説を主張する学術論争に対抗する為に知的武装をし、認めさせるまで徹底的に闘った女性運動家達のお陰で、世界中で少しずつ女性にも参政権や財産権が認められるようになった経緯など書かれている。私がダーウィン達の言動を面白いエピソードとして笑えるのも彼女たち諸先達たちのお陰だと感謝している。

女性だからという理由で、勉強、学問の機会から排除され、就業の機会がない事によりDVや嫁虐待をされようが耐え忍ぶしか生きる術がない、そんな状態からの打破を女性運動家達が成し遂げた功績は女性の私としては称賛と感謝と尊敬しかない。

研究によると、”純粋に男性的、純粋に女性的な能の特徴を具えた人の割合は、ゼロから8%であり平均的男性脳、平均的女性脳などは存在しえない。ひとり一人が混合体だ” との事だ。この本を読むと男女の差は、生後故意に植え付けられ作られたものであり、違いはないのだから誰もが自由に好きな事して暮らしましょう♪ という事みたい。それは賛成だ。


本

が、こういった運動で一つだけ腑に落ちないのが、中絶の権利を声高に主張しているところ。

この本によると、協力者がいないと女性は嬰児殺しを行う、と統計がでているそうで、だから中絶を違法としてはいけない!と綴られている。が、なんか違う、そうじゃない、って違和感を覚える。

育てられないのがわかっていながら妊娠するような行為をすること自体が、問題だと思うのだが。。自分は欲望のままに奔放に振る舞い妊娠し、嬰児殺しを防ぐ為に中絶を認めるべきは何か変だと違和感が消えない。

力で押さえつけ生殺与奪権を握る、嘗ての男性が女性にしたのと同じことを、自分達が一番忌み嫌っていたのと同じ事を、自分より力が弱く物言えぬ胎児にし続けたいって希望しているようにしか思えんのだが。。。。まるで運動部先輩が自分がされたように後輩をイジメたり、姑が嘗て己がされたように嫁をいたぶったり昭和時代に見聞きした構図と似ている気がするのは私が変なのだろうか?

”女性は育児に適しているとされてきただけ”  ”女性たちは、四六時中、自分の子供に縛られていなければ” の一文には 【縛られる】 との表現にそんな風に思う人もいるんだ! と知らない世界をみた気がした。狩猟により男たちは賢くなった、と。子供に縛られ女性は狩猟に出れなかったと。

子育てを損と思う人がいるんだなぁ。。育児に使った自分の時間を損した! と、そんな風に思う人もいるんですね。。。そのように思う女性って一体どれくらいいるのだろうか? 

もっと驚いたのが、複数の男性と性交渉を行うことで誰の子が分からなくなり父親の人数が多ければ多いほど暴力から守られ良いのだ♪ とある部族や動物を例にして主張している。雌も性に対して積極的で奔放なんだ!と動物や部族をあげ説明している。

一体何がしたい!?着地点はどこなんだーーー!っと不審に思ったが、要するに 好きに乱交をする社会にし、子育ての縛りをなくし中絶の権利は絶対必要だ! という事のようだ。地球上の全ての女性が自由に好きに生きれる社会を目指している。それは素晴らしいが。。。何か違うと思ってしまうんだよなぁ。。


アフリカや中東の幾つかの国で一般的に行われる女性器切除、陰部封鎖縫合手術、その後も感染症や傷痕に苦しむのに特にソマリアではほぼ全員の少女がその手術から免れないそうだ。酷い風習だと見聞きする度にえぐられるように胸が痛む。が、

少女たち同士で互いに圧力をかけ、母親が娘を手術に連れて行き、複数人の女性に押さえつけられた少女に女性長老が執行する。全て自分たち女性の手で 例外は許さない!! っと強制的に行っている当事者たちが、まるっきりの被害者として 「全て男のせいだ!! 男の為にしているんだ!!」 と息巻いているのには疑問を感じた。しかし、

内心では疑問、不安、逃げたい、嫌だ、と恐怖を感じているのに諦め、闘うよりも被害者となる方に流されていくのは理解できる。少なくともその地域では村八分となり生きていくことすら困難になるのだから。

自分も散々やられたからと姑や先輩が嫁イビリや後輩イジメに精を出すのも、皆我慢して耐え忍んでやってきたんだからと互いに監視し強制する旧態依然としたままのPTAも、どれも同じ構図だろう。どうしてもそういう事が性分的に好きで止められない♪ っていう人はどうしても存在するのも事実だ。それ以外の大多数の人の中で、自分はこんな目にあったのに例外は許さない、ズルい!!等の考えの人の比率が減ることが改革の肝なのだろう。

こんなのアホらしいし楽しくなくね!? 本当に必要? 必要だとしても何か他の方法ないかな? みたいな気運が高まりそれを表に出し賛同者で結託し 自分達で変えていくしかないのではないのかと思うんだよなぁ。外から この方が幸せでしょう!と手を差しのべ改善した所で、無理矢理潰された事を喜ぶ人ばかりではなく後々まで禍根が残ったりもするかも。某半島の事でトラウマになっているだけなんかなぁ(--;

それにあの永遠的とも思える紛争地帯ソマリアにおいては、特に女性器縫合はレイプを手間取らせ少しでも防ぐという意味もあるのかな、とかも邪推してしまう。。。誠に酷い鬼畜な話ではあるが。。。

社会が整い保護されているお陰で、本来なら力では到底勝てない男性を抑え込み、弱い女性に何をする! 女性の人権が!! と言えば優遇されることが多いと感じる社会に生きる私には(あざーすっ!!ww)、地球上の片隅で女性が追い立てられ足蹴にされ酷い目にあっているのを見聞きするのは鳥肌が立つくらい恐ろしく信じられない程の出来事だ。

いずれにしろ地獄のような耐え難い環境に生まれ育ち、想像を絶するような気の毒な目にあう人がいるのは心が痛むが、あまり参考にならない紛争地帯ソマリアの例を出してくるあたりも、一人っ子政策が終わり女の子が必要な時代になったのに以前の大量の女児人骨の例を出したりする辺りも、文章の順番等も含め実に巧妙に練り込まれていて、女性はこんなに酷い目にあっている!! 許せない!! と思ってしまうように書かれた本だなと感心した。

私が変に勘ぐり過ぎているだけで本当は多分、未だに逃れ難い環境で女性というだけで強制され本人の意志や希望など考慮すらされない地域が有ることに胸を痛め義憤にかられて啓蒙活動をしている強く優しい女性なのだとも思った。だがなぁ。。中絶の権利を守れ! ってので、ただ好き勝手に女性は獣のように生きるのを認めろ!と言うことか、なぁ~んだ、やっぱり行き着く所はここなんかー、とがっかりさせられた。

好きに複数の人と入り乱れて交わり、産みたきゃ産めばいいが産んだからって子育てに縛り付けられるのは嫌♪ 好きな事して暮らしたい♪ 妊娠しても中絶する女性の権利は守らなければならない!! って何か変くない?って思ってしまった。

周囲の男共に話したら「女はそれでも相手を選ぶんだろ? 男の中には絶対あぶれる奴が出てくるんだよ」 と鼻で笑っていた。確かに選ぶな、これは確信できる。と、思うに 女性がかなり調子に乗りすぎているような気がした。

不特定多数と肉体関係を持ち中絶しゃーないねーっていう職業あったはずだ。今でもそういった暮らしは可能だし、そういう職業が合法な国もあったよな。

女は村の男全員の共有物♪ みたいなどこかで聞いたような昔の村社会で、村の男全員と関係持ってるから誰の子が分かんないから村の皆で育てよう♪ みたいなのは、手軽にDNA鑑定が出来る現代では、何百人と関係持とうが本当の父親判定、簡単に出来るよな。。。とも思ってしまった。

少なくとも社会を変えずとも複数の男性と自由に関係を持ち中絶もOK♪ というのは現在でも可能なのだから社会を変えるに及ばず、と、私はそう結論を出した。

 

テーマ : 主婦の日常日記
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