思うように生きろ!!


ヤモリにフラッシュは可哀想なので暗くて見えづらいですが、これ↓ 顎外れるんじゃないかってくらい大きく口開けて乾燥コオロギを食べている姿。

ヤモリ


普段はこんなに↓可愛くて想像できないわ~。顔の作りがニッコリ笑った作りなんだよね。

ヤモリ


すっかり慣れたようで近頃はこのような淫ら?な姿もみせるようになっていた(--; しかし、その後、ミルワームやらコオロギやらを咥えている姿は見たことがあるが、咥えた後た~だぶんなげているようだ。全然減っているような気がしない。食事食べてるんだろか・・・・と心配になってきた。

ヤモリ2019年9月

そこで子どもが、割りばしでコオロギをはさみヤモリの目の前でゆらしていたら一つパクっと食べた。見たらお腹がふくれていて驚いた。いろいろ一人考えてはいた。冬眠すると死んでしまう率が高いらしいので冬の間は今のまま飼っておいて春になったら逃がしてあげようかと。子どもに言ったら猛反対だった。

本能で生きている虫が閉じ込められた空間で繁殖機会すらなく一生を終えるって悲惨すぎない?と問うと、「一匹買ってくればいい」と。「こいつが雄ならばそれもありかもしれない。雌だとすると外なら嫌だったら逃げる事も出来るだろうけど、こんな密室でもしその買ってきたヤモリがキモイ奴だったらどーする? 逃げ場もなく悲惨すぎない?」と言ったら唸って考え込んでいた。


ヤモリ2019年9月

ヤモリはかなりのグルメだという。生きてるのしか食べないとも聞く。まして野生生まれ野生育ちのヤモリだ。コオロギをヤモリの目の前で動かす技は一度きりで見破られ、後その手段を使っても見向きもしなくなった。見ている分には飛び跳ねたり壁にはりついていたり木の下で眠ったり葉っぱにのっていたり元気そうなのだが、なんか痩せてきたようなお腹の皺が増えた様な気がする。生き餌じゃないとダメか。。。これは逃がしてあげよう! と子どもに相談したら、駄目!!っと急遽外にでてバッタをつかまえてきた。

ヤモリ2019年9月

「子どものバッタだから余計可哀想・・・ごめんね、ごめんね」と何度も言いながらヤモリのお家にバッタを放した。謝るくらいなら逃がそーぜー!と思ったが。。。暫く見ていたが一向に食べる気配もない。そこでバッタの好きな紫陽花の葉を子どもがとってきていれてあげていた。ヤモリは他の生命体が中に来たからかどこか生き生きしていて楽しそうだった。

ヤモリ2019年9月

それから3日。バッタとヤモリの共存部屋となっていた。ヤモリはバッタ食べないんだね・・・。外で冬眠はリスク有るから家の中だったら冬越せるだろうから屋内で放し飼いにするか、と思ったが、それはそれで子どもが嫌だという、キモイとw 基準が謎いw

一度ふたを開けたらバッタ一匹がぴょーんと逃走した。捕まえて中に入れたが、いい加減、掃除もしないといけない。ヤモリがぶんなげ捨てたコオロギに白カビみたいのがうっすらと。。。ついに子どもも了承。屋外で掃除をし逃げたら逃げたで良し!という事になった。今迄は屋内で掃除していたのだが今回はバッタがいるから屋外で掃除だ。

ヤモリ2019年9月

これ↑が、屋内で撮ったバッタ2匹とコオロギ一匹の最後の思い出写真だ。これでバッタを2匹見つけられる人は天才だと思う。手入れが間に合わず草原のように雑草生い茂る庭に水槽を置き掃除開始。 向こうの方には赤ピーマンなどがなっていたりする自然溢れる庭だ。蓋を開けたら一匹のバッタは速攻逃走。もう一匹は10分位このように水槽の淵に上り眺めていた。なんか格好良い。これにて同じバッタでも直感派と慎重派といろいろな性質があるという事がわかった。。。


ヤモリ2019年9月

一方ヤモリは外の景色が変わったのを興奮するように眺めていた。


ヤモリ2019年9月

ヤモリ2019年9月

ヤモリ2019年9月

30分経っても全然逃げない。鏡のように映る己の姿とご対面したりもしていたのでこれはやはり仲間や恋人が必要だろう。ヤモリの寿命は飼育すると10年程度、野生だともっと短いだろう。その人生ならぬヤモリ生の貴重な1ヶ月を幽閉し拉致監禁してしまった。しかも図らずも与えられた環境で満足しろ、これを食え!っとばかりに野生ではない生き方を再教育させる矯正収容所になっていたという。。。私は今後、北朝鮮やチャイナの事をとやかく言うことが出来るだろうか。。。。

ヤモリ2019年9月

万が一逃げなかったとしても今後は自然の風にあたれるように外で掃除しよう、冬は寒暖差激しいと可哀想だから無理だなぁ、とか思いながら草むしりをして脱走するのを待っていた。が、一向に逃げない。

ヤモリ2019年9月

よし!のぼってきた、このまま外の世界に飛び出すか!? っと思ったがやめた様だ。

ヤモリ2019年9月

掃除も大体終わった。もしこのまま住み続けるならまたセッティングしてあげるつもりだが。。。

ヤモリ2019年9月

水槽底に半分だけ敷いた紙の下に隠れてしまった。幽閉された時と同じだ。環境が変わりストレスマックスで隠れたのだろう。この子は戦う子ではなく隠れる子なのかなぁ。。逃げない場合、飼う。が、ミルワームを細かく刻みゆで卵と混ぜるとかそんな感じのかなりエグイ餌作りとかに乗り出す必要が出てくる。。。それすら食べない場合は最後の手段である強制給餌に乗り出す必要も出てくるかもしれない。

ヤモリ2019年9月

全然逃げないので直射日光はなぁっと思い裏庭の物入れ台上にヤモリの家を移動させ放っておくことにした。夕方になっても逃げなかったら家にいれるか。。。逃げる気配すらなかった。もともと引きこもりのヤモリなのだろうか。。。だから人家の中に逃げて一人ひっそり暮らしていたのだろうか。。。人間関係じゃなくてヤモリ関係がうまく構築できない子なのだろうか。。。。

ヤモリ2019年9月

暑くても可哀想だからと水槽に霧吹きで水分を与えた。過保護なんだろうか。。。。。こうやって世話しているから自立を阻んでいるのだろうか。。。。我が子が皆、外に飛び出して行って面白おかしく毎日エンジョイしているのは全く子どもの力なのだろう。。。。むしろ私はこのように邪魔をして引きこもりに誘導する親なのだろうか。。。。それを乗り越え外に出ていく我が子達は凄い、天から預かっているとは言え良い当たりくじを引いたものだと感心した。いや・・・でも何時も念頭にあるのは、一人で生きていける力をつける、これで育ててきたはずだ。。。

等と悶々と思考が駆け巡る中、子どものお弁当を作っていた。ふと、気になってヤモリの水槽を見ると、ヤモリが水槽の淵に乗り出していた。なんか感動のシーンですね。

ヤモリ2019年9月

慌てて外に出て写真を撮ってみた。そしてピョーンと華麗なジャンプで下に降り立った。

ヤモリ2019年9月

そのまましばらくジッーとしていた。

ヤモリ2019年9月

前面から顔写真撮ろうっと思って移動したら飛び跳ねて旅だって行った。

これが今夏のヤモリと私の思い出だ。やはり動物はもう新しく飼わない。生物を飼うというのは本当に神経を使うし、順当に考えれば自分より先に死んでしまうのだから。。。ヤモリと暮らした日々はとても楽しかった。健闘を祈る!! 生を満喫して生き切ってくれ!! 幸せになれよ~~~~ヾ( ´ー`)ノ~ばーい

このブログを書いている今も万が一、何かあって逃げ込んで来たら保護しようと水槽をそのまま置いて有る。そうならない事を知っていながら・・・・。一週間もしたら処分しようと思う。

私の脳内には、ずっと T-BOLAN 【 Bye For Now】 が流れていた事を最後に付け加えておく。


 

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