近未来
近頃読んで面白かった本が【人工知能】 と 【ジャンヌ】 だ。どちらもAIがテーマだ。

こちら【人工知能】は、自動運転がテーマの作品だ。自動運転車が特定の人物を狙うかのようにピンポイントで突然ひき殺すその謎を一人の青年を主人公に解いていく内容。悪意を持った人がプログラム上に特定人物をひき殺すように命令を書き込んでおけば容易に殺人車へとつくりかえることが可能だ。ウイルス感染をさせたりハッキングで操ることも可能だろう。そんな今後出てきそうな問題点が浮き彫りになっている。構成も書き方も人生の哀愁も感じられ気付くといつの間にか一気に読み終わっている。

そしてこちら【ジャンヌ】は、アシモフのロボット三原則をもとに自律行動ロボット三原則を組み込まれたアンドロイドにまつわる物語だ。
三原則第一条人間に危害を加えてはならない を破った所謂 ロボットの壁 を越えた初のアンドロイドのジャンヌをめぐって陰謀渦巻く中、命を狙われた一人の警察官がジャンヌの内面にふれその謎を解き明かしていく感じ。人口減少による国の在り方や防衛戦略等もすぐ先の日本の未来を見ているようだ。
人間じゃないとアンドロイドに消される未来がくるかもしれない。動物学上の霊長目真猿亜目ヒト上科ヒト科のヒトとしてではなく人間として生きているか今一度自己監視強化したほうが良いかもしれない。。。そして更にその先、ロボットがロボットをつくる時代になり。。。。と妄想は一人続いた(*˘-˘*)

