近頃は CHLL OUT なるリラクゼーションドリンクを外出先で時々見かけるようになった。ヘンプシードエキス(麻の実エキス)が入っている。ヘンプシードだぁ。しかし、自販機で買うと、実際手にして原材料を見ると、「これとても飲めないや。」 となることが多々あるので、極力、自販機は使わないようにしている。先日、店頭でCHLL OUTが陳列されているのを見かけたので、原材料名を見てみた。めっちゃ惜しいーーーー。果糖ぶどう糖液糖が原材料の中で最多。あとの原材料はいいんですけれどね、まぁ香料は要らんけど。果糖ぶどう糖液糖って、肝臓直撃するんですよねぇ。
CHLL OUTは、ストレス過多の現代人に必要なのはエナジーではなくリラックス♪ってことで、AIが現代人類のために導き出してくれたオリジナルフレーバーで作ったのだそうですが、AIさんが果糖ぶどう糖液糖を選んだのだろうか? それとも、砂糖を入れれば入れるほど商品が売れる、という食品業界の常識から、人間がAIの導きを無視し、まずは果糖ぶどう糖液糖をた~っぷり入れたのだろうか。
↓ガラスに映る景色から、場所が特定出来た方がいたら凄い!! 天才!!

今現在、大麻からは500種類ちかくの化学物質が確認されている。主な大麻品種で1番優勢な成分は、THC(テトラヒドロカンナビノール)で、大麻の雌株の花房、花穂に大量に含まれている。マリファナの高揚感は、THCによって引き起こされる。大麻の未成熟果実と葉から採れるのがマリファナ。シンセミア(マリファナの中でも最高の効力を持つ)は、成熟した大麻の雌株にできる種なしの花から採れる。
主な大麻品種で、2番目に優勢な成分は、CBD(カンナビジオール)。CBDは、鎮静効果や抗炎症作用、抗酸化作用、抗がん作用、神経保護作用をもつが、精神作用がないため依存や乱用の心配がない。アメリカ食品医薬品局(FDA)に、てんかん発作の治療薬として登録されており、肺がん、高血圧症、けいれんを抑制するという報告もある。CBD濃度の高い大麻は、鎮静効果を持ち、抗うつ効果もあるという。また、アメリカの難治てんかんの少女は、1日100回を超える発作に苦しめられていたが、CBDを多量に含む自家製オイルを使用したことで、発作から完全に開放されたという。2019年から日本にも米国からCBD製品の輸出が始まったが、従来治療では発作抑制が困難だったてんかん患者が、CBDサプリメントを使用したことで救われたとも聞く。
既に紀元前16世紀には古代エジプトから始まり古代インド、中国でも、鎮痛、抗不安、鎮静、冷却、解熱、食欲増進、消化促進、便秘、リュウマチ、生理不順、健忘症、疼痛に効果があるとして大麻を使用していた。伝説の皇帝神農が自ら試した薬草や植物の効果をまとめた中国最古(紀元前2~3世紀ごろ) の薬学書神農本草経では、大麻の花と実が、長期間使用しても明らかな副作用がない最も良い薬草、上品として記述されている他、大麻の雌株を優れた不老不死の霊薬の1つと位置付けた。
このように1842年まで、大麻草の花穂、葉、根などの配合物が万病に効くとし、世界の3分の2の地域で処方・珍重されていた。あっ、ヨーロッパではローマカトリック教会が超弩級な愚民化政策を実行し暗黒時代・魔女狩りなどで1200年以上、大麻を使えなかったが・・・。
アメリカの薬局方も、疲労、咳、リウマチ、喘息、振戦譫妄、偏頭痛、PMSに効くなどと公表。20世紀になると研究結果から大麻の治療効果と安全性が確認され、喘息、縁内障、吐き気、てんかん、化膿、ストレス、偏頭痛、HIV/AIDS、筋委縮性側策硬化症(ALS)、がん、拒食症、うつ病、リウマチ、関節炎、アルツハイマー病、ヘルペス、線維筋痛症、過敏性腸症候群(IBS)、自閉症スペクトラム症、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)、パーキンソン病、多発性硬化症、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎/クローン病)、C型肝炎、トゥレット症候群、嚢胞性線維症、関節炎、神経障害、食欲不振・悪疫質、慢性疼痛、医療麻薬を必要とする症状、終末期ケアを必要とする状態などに効くとされている。


2014年には、アメリカでは、THC含有量0,3%未満の大麻草をヘンプと称し、2018年にはヘンプの流通が自由化された。そして、2019年からはアメリカから日本へのCBD製品の輸出が開始された。2019年1月には、世界保健機関(WHO)が、大麻を最も危険な薬物リストである”附表IV”から削除するよう要請し、国連麻薬委員会(CND)は採択の結果、最も危険な薬物リストから大麻を削除した。だが、日本政府は世界の流れに逆行するかのように、2021年、”他の薬物と同様、大麻の使用に対し罰則を科すことが必要である” としている。
日本では、BC1000年の縄文時代草創期の遺跡などからも麻の種子などが見つかっていて、その後も、大麻は税として使われたり、燈芯、衣服、蚊帳、畳糸、紐、漁網、釣糸、下駄の鼻緒の芯縄、酒や醤油の搾り袋、屋根を葺く材料、壁や漆喰の材料として使われてきた。また神社の祭祀にも使用されてきた。江戸時代中期には、大麻の根、葉、花、果実からは、健忘症、疼痛、中風、便秘、婦人病などに効く薬が抽出できることなどが林羅山によって民衆の知るところとなり、江戸時代には熱病の際や鎮痛剤としても使われていた。
GHQの鶴の一声から始まった大麻取締法が施行されるまで、日本産の大麻は、生活物資の材料や民間薬として普通に使用されてきていたのに。GHQに言われるまでは、日本のいたるところに野生大麻が自生していたのに。今では、大麻が自生しているのを発見されると発見し次第すべて処分される。さんざんお世話になってきたのに大麻ちゃんにあまりにも酷い仕打ちだと思う。
偶然寄った成城石井で、有機ヘンププロテインパウダー(麻の実からヘンプシードオイルを絞ったあとに残るタンパク質) を見かけた。EU オーガニック 認証&国内有機JAS認定なので良品。もちろん買った。

今現在、日本には、大麻取締法なるものがあるが、
”大麻とは大麻草(カンナビス・サティバ・エル) 及びその製品をいう。ただし大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。) 並びに大麻草の種子及びその製品を除く。”
とされている。カンナビス・サティバ・エルはTHC(テトラヒドロカンナビノール)が非常に多く、強烈な幻覚性を有するインド大麻だ。
大麻の種子を持っているだけなら、七味唐辛子にも入っているわけだし問題ないのだが、それを栽培したりすると逮捕される。実質的に栽培許可は新参者はとれない。時々、大麻所持で逮捕者が出るが、THC濃度ちゃんと調べて逮捕したりしてるんだろうか??? 特に、THC含有量0,3%未満の大麻草だったら栽培したっていいんでねぇの? 普通に食品としても流通するようになったわけだし。と疑問に思っている。
大麻は、THCとCBDの化合物の含有量の比率により、薬用型と繊維型にわけられる。薬用型(または嗜好用)は、THCが2~25%(通常THCを5%以上) 含みCBD含有量が少ない。繊維型は、CBDが多く含まれ、THC含有量が0,25%未満の品種である。繊維型の品種には、マリファナ効果がないため、種子や茎だけでなく、葉や花穂なども使える。ヨーロッパやカナダ、オーストラリア、アメリカなどでは、THC含有量が乾燥重量で0・3%未満の品種をヘンプと呼び産業用大麻としている。
また、大麻に含まれる成分であるCBN(カンナビノール)は、天然の睡眠補助薬であり、THCA(テトラヒドロカンナビノール酸)はハイになるなどの高揚感・ 陶酔作用がなくTHCの人体に良い部分だけを良いとこどりし享受させる物質である。また、CBG(カンナビゲノール)は、新しく脳細胞を生成する働きがあると報告されている成分である。


まぁわかりますけれどね、こんなにいろいろな事に効く大麻を解禁にしたら医療業界は儲からなくなりますものね。2016年3月に山本医療大麻裁判がありましたね。裁判官はじめの幸福追求権との兼ね合いでかなり悩まされたようだが、2016年7月25日に山本正光さんが58歳で亡くなったことにより裁判はそのまま終了となり判決が出ることはなかった。
そもそもの発端は2013年に山本正光氏に肝臓がんが発見され、翌年10月には医師から半年からもって1年と余命宣告をされた。山本正光さんは大麻でがんを治したという海外の症例を見つけ、藁にも縋るおもいでこっそり自宅にて大麻を栽培。大麻は肥料や農薬も要らず、どんな土壌や天候など厳しい環境でも育ち、4か月くらいで収穫できる。地球上では南極以外の地では大麻が自生しているのでとても育てやすい草だ。
成長した大麻を乾燥させタバコにして吸ったところ、激痛が消え、食欲が出てきた。そして、不安感がきえ熟睡できるようになった。病院での処方薬では副作用もひどく食欲はなくなり、目に見えて爪や肌もボロボロになり、精神的にもズタボロになった。そのため精神安定剤なども処方されていたが大した効果はなかったようだ。大麻を吸引するようになってからは精神的にも落ち着き、前向きになった。もちろん大麻吸引の事は極秘だが、病院での薬を少しずつ減らしてもらい医療費もういた。
大麻吸引をすると激痛がすっと消えるので、いつ何時襲ってくるかわからぬ激痛に対応するため大麻を隠し持ったまま買い物に出かけているときに、山本さんは警察官から職務質問をうけ、逮捕された。
ここで、疑問が生じる。なぜ、バレて職務質問など警察官からされたのか、と。大麻喫煙すると、目が赤くなるとは知るところだが、大麻など吸わんでも体調やらで誰でも目が赤くなった経験などあるだろう。タイミングよく警察官に出くわし、しかも、目が赤いだけで職務質問をされるなどということは確率的に言えば非常に低いのではないだろうか。宝くじ当選並みの確率のような。
ここからは、心の穢れた私の想像ですからね、あくまでも想像、妄想っす。えっー、私が思うに、病院が警察に垂れ込んだんじゃねぇの? 本来なら死んでいるはずの人が、少なくとも病院のベッドでチューブだらけになって激痛に襲われ続け衰弱しているはずの人が、見るからに肌つやも体調も気分も良くなり、薬もどんどん減らしていっているし、ガリガリになるはずなのに食欲も出てふっくらして、元気になって・・・・・楽し気に外出までして・・・こっ、これは・・・・我々医療業界の危機的状況だ!! ぜってぇ大麻だろっ! 許せん! みたいな感じでチクったんじゃなんですかねぇ。マジ怪しいんですがーーーー!!と心の穢れた我には思えてしまう。あくまでも想像です、妄想です。
そして、これもまた、心の穢れた私の想像ですからね、あくまでも想像、妄想ですが、山本医療大麻裁判では幸福追求権とのことで裁判官側も揺れていたと・・・・さてさて、これでもし大麻合法!! そういうケースでは大麻使っても全然OK!!って判決が出ちゃったら、今後、病院どーなります??? 儲けがヤバいですよねぇ・・・これはなんとしても阻止しなければならない、どうするか。。。。ってことで、点滴とか薬とか食事とかお茶とかに秘密の粉を混ぜて・・・・くっくっくっくっ・・・・判決が出る前にお亡くなりになったことで裁判終了。誰得ですか???
心の穢れた人というのは、本当に心が穢れていますねーーー。自分でも嫌になってきますよ。とはいえ私は自分の事大好きなのですが。ホント、マジ、心穢れててすんません(ーー; 想像、妄想はここまでにします。
でもね、私が同じ立場だったら、同じことをしたのではないかと思う。大麻で救われるのだったら、逃れることのできない激痛から苦痛から逃れられるのならば・・・同じことしませんか? しかもガンが消えるかもしれないんですよ。
でも、逮捕されちゃうとそれ以降、勾留されている間とか大麻使えないから苦しいですよね。薬も規定量きっちりしかもらえなかったそうでかなり苦しまれたのだろうと想像するだけで辛くなる。
そう思うと、大麻合法の外国に移住するという手もありますね。まぁお金やらなんやら諸々誰もが実現できるわけではないのがつらいところですが。

1963年のWHOの分類によると、ヘロインは精神的な依存性、身体的な依存性が強い麻薬。そして、アルコール、コカイン、タバコもそれに続く同じ依存性を持っている。しかし、大麻は、精神的にも身体的にも依存性や耐性があまり強くなく、他の麻薬や嗜好品と変わらないそうだ。アルコールや砂糖の方が余程ヤバいのではないだろうか。
また、1970年にWHOは討論を行い、大麻には奇形の発生や衝動的行動などの激しい障害や習慣性そして耐性がなく禁断症状もないことが指摘されている。
1994年には、アメリカ国立薬物乱用研究所が、ニコチン、アルコール、ヘロイン、コカインをディスった上で、大麻は依存性、禁断性がほとんどなく、嗜好品としては安全♪と発表している。同じく、
2006年にはイギリス下院科学技術委員会が、大麻はお酒やタバコより安全♪と発表している。
2010年には、イギリスの精神科医および神経精神薬理学者デビッド・ジョン・ナット氏が、アルコールは社会にとっても最も有害性がずばぬけて高く、ヘロインやコカインや覚醒剤(メタンフェタミン)は個人に対して最も有害な薬物である。大麻はタバコよりも有害性が低く、睡眠導入剤などより社会に対する有害性が若干高い、と発表している。
2000年代初頭にアメリカで行われた大規模調査によると、大麻喫煙者が依存状態になる割合は8,9%であり、タバコは67,5%、アルコールは22,7%と発表されている。
2010年のLancer掲載論文では、ドラッグの有害性ワースト1位がアルコール、大麻は第8位。
そして、2017年に全米アカデミーが公表した大麻に関する過去最大規模の調査結果によると、大麻は、化学療法による吐き気や嘔吐の抑制、多発性硬化症に伴う諸症状の軽減にも有効。慢性痛、多発性硬化症、繊維筋肉症、閉塞性睡眠時無呼吸症候群の患者の睡眠の質の改善にも有効だとされた。
日本でも、大麻を解禁してほしい。年齢制限や車の運転などもアルコールと同様の扱いにすればいい。アルコールよりも大麻の方が断然害が少ないのだから。

さて、ヘンププロテインには、スプーン1杯(約20グラム)に、10,7グラムのタンパク質、1,6グラムの必須脂肪酸、そして鉄、銅、マグネシウム、亜鉛、ビタミンB1、ビタミンB6などミネラルも豊富。食物繊維も4,2グラムと、まさに、スーパーフード。
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テーマ : 主婦の日常日記
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